KDDIとJTOWER、資本業務提携 日本の「Society 5.0」進展を目指す

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JTOWERとKDDIは、資本業務提携を締結したと発表した。

今後KDDIは、JTOWERがKDDIを割当先とする第三者割当増資により発行する株式を36.8億円で取得し、議決権比率2.5%の株主となる予定とのことだ。

業務提携内容は以下の通り。
・5Gネットワークの共同構築推進
・IBS(屋内共用設備)、ルーラルタワー、スマートポールなどの展開計画の共有により両社の計画精度を向上
・技術に関する両社の知見の共有による共用装置開発・活用

今後の社会基盤を担う5Gネットワークの整備には、その周波数特性から4Gと比較して膨大な数の屋内外の基地局整備が求められ、基地局設備の設置場所確保や設備投資の効率化が大きな課題となるため、商業施設・公共施設・過疎地などで共用設備の共同利用が拡大するものと見込まれるという。

JTOWERとKDDIは同提携を通じて、5Gネットワークを早期に整備することにより、日本のSociety 5.0の進展と産業育成、社会課題の解決に繋げていくとしている。

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