沖縄ヤマト運輸は、沖縄県の宅急便センターに来店した利用客のさらなる満足度向上を目指し、宅急便センターで接客を担当する社員を対象に、ゲストアテンダント(以下、GA)制度を新たに導入したと発表した。

サービス接遇研修や試験などを受けGAとして合格した34名が5月16日より専用かりゆしウェアで業務を開始したとのことだ。

1.背景および目的

沖縄ヤマトは、荷物1つひとつに込められた“想いを届ける”という考えをもとに、沖縄県内における宅急便を中心としたサービスの高度化を図り、今まで以上に利用客から選ばれ、沖縄の暮らしとビジネスに貢献できる企業を目指しているという。

今回、利用者の満足度向上に向けた接客対応力の強化を目的にGA制度を設け、より質の高い顧客サービスを実現する。

教育・スキルの見える化とともに、GA認定者を正社員とすることで、契約社員のステップアップを明確にし、正規雇用率の向上と仕事への誇り醸成にもつなげるとのことだ。

2.GA制度について

沖縄県内の宅急便センターで接客を担当する社員を対象に、サービス接遇研修などを約半年間にわたり受講し、さらにサービス接遇検定2級や運⾏管理者試験、社内における商品知識試験に合格することで認定する職位制度。

宅急便センターの販促活動や接客応対のエキスパートとして店舗マネジメントに参画。また、契約社員の場合、GAに合格することで正社員へ登用するという。

今回、契約社員から16名(正社員登用)、正社員から18名、合計34名をGAとして認定し、5月16日から沖縄県内の宅急便センターで業務を行うとのことだ。

3.GA専用かりゆしウェアを着用

GAは、ユーザー対応のエキスパートとしてオリジナルデザインのかりゆしウェアを着用。

かりゆしウェアのデザインは、アトリエセラモード代表者・デザイナー 大谷 哲生氏が担当し、沖縄の海の青色を基調に、荷物1つひとつに真心を込めて運ぶという想いの「心」という文字をポイントモチーフに、その真心が光り輝き、生活や社会の中に伝わり広がっていく様子を表現しているとのことだ。