サイボウズは、2021年5月6日に、九州地域の従業員規模の拡大に対応して「福岡オフィス」を移転・増床したと発表した。

博多駅直結の立地で、より気軽に導入相談もできる、地域のHub(結節点)となる開かれたオフィスを目指すという。

新型コロナウィルスの流行に伴い、全社でテレワークを推奨しているサイボウズでは、2020年に5名の社員が福岡周辺に移住。

また、横浜から福岡への移住を機に、サイボウズに中途入社した社員も1名いるという。

これまで、福岡オフィスは営業担当のみが勤務するオフィスだったが、人事、財務経理、開発、システムコンサルティング部門のメンバーが移住し、福岡の別のサテライトオフィスで勤務していた開発部門のメンバーも合流することによって、総合的な機能を持つオフィスに発展するとのことだ。

新福岡オフィスは、今後の九州地域での従業員規模の拡大、地元人材の採用強化、加えていわゆる「ウィズコロナ」「ポストコロナ」の働き方を見据えて、よりチームワークあふれる働き方のできるオフィスを目指す。

旧オフィスの144㎡の2倍以上、381㎡の広さのオフィススペースの中に、仕事内容や気分に合わせて最適な場所を選ぶ働き方(ABW:Activity Based Working)ができる執務エリアを備えている。

サイボウズは、近年、名古屋、仙台など各地の拠点を移転・増床し、2021年4月には北海道・札幌にも拠点開設をしており、九州地域においても、今後も積極的な販売活動を行い、より多くの企業、自治体などに対する業務改善の支援、チームワーク強化への貢献を行っていく方針を示している。