DeNA SOMPO Mobilityと損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)は、DeNA SOMPO Mobilityが運営するカーシェアサービス「Anyca(エニカ)」において、新たにキャンピングカーや商用バンなどを登録できるようになったことを発表した。

これまで損保ジャパンは「Anyca(エニカ)」において、ドライバーへ自家用車(普通・小型・軽四輪)を対象に時間単位型自動車保険を提供していたが、今回、新たにキャンピングカーや商用バンまで対象を拡大した時間単位型自動車保険の提供をするという。

補償対象とするクルマの範囲が拡大したため、ドライバー・オーナーは新たに登録可能になったクルマでも安心して利用できるとのことだ。

今回、「Anyca」で登録できる車種が増えることにより、ドライバーおよびオーナーのメリットが更に高まるとしている。具体的には以下となる。

■ドライバー:
コロナ禍におけるキャンプ需要で人気が高まっているキャンピングカーや、幅広い用途で利用可能な商用バンなどに乗ることができ、よりニーズに合致したクルマ体験が可能となるという。

■オーナー:
以前は登録できなかった車種が登録可能になることで、コロナ禍で利用が減り遊休資産となっている商用バンなど、より多くの人のクルマの維持費を軽減することが期待される。

「Anyca」では、クルマをシェアする際に、2つある保険のいずれかに加入する仕組みになっているが、新しく登録可能になった車種によるシェアについては、2020年12月より提供開始したAnyca安心サポートのみ対応しているとのことだ。

■「Anyca」でこれまで登録可能だった主なクルマの条件
1.自家用車(普通・小型・軽四輪)である
2.ナンバープレートの分類番号が3/5/7のいずれかで始まる車両である
3.ナンバープレートのひらがな表記が「わ」「れ」でない車両である
4.購入時の走行距離が10万キロを超えていない車両である

■「Anyca」で現在登録可能な主なクルマの条件
自家用8車種に該当する車両である商用バンや軽バン等の自家用の貨物車やキャンピングカーも登録可能に。
1.自家用8車種である
2.ナンバープレートの分類番号が1/3/4/5/6/7/8のいずれかで始まる車両である
3.ナンバープレートのひらがな表記が「わ」「れ」でない車両である
4.購入時の走行距離が10万キロを超えていない車両である