楽天モバイルは、新型コロナウイルスのワクチン接種予約による電話の集中が原因と思われるNTT向けの通信量が急激に増加した事象を踏まえ、同社および楽天コミュニケーションズにて特定電話番号に着信が集中した場合、固定電話全体のつながりやすさの維持のために、通信量の制御に関する協力を行っているという。
当該番号への着信が集中した場合、固定電話全体へのつながりやすさ維持のため、当該電話番号にかかる呼び出しの一部を制限する等の措置を行うとのことだ。
今後も、大量の発信をともなうイベント等が事前に想定される場合においてはあらかじめ通信網に設定を行うことで、通信量の急増時に当該措置を迅速に起動し、通話全体のつながりやすさを確保するとしている。
2021年5月10日以降においても、多くの新型コロナウイルスのワクチン接種予約が開始される見通しであるという。
楽天モバイルおよび楽天コミュニケーションズは、引き続き、通信事業者各社と連携し、安定した通話環境を確保していくとしている。