​e sportsチームFENNEL、日本最大規模のゲーミングベースを横浜に設立 世界トップレベルの練習環境を提供

​e sportsチームFENNELは、所属選手に世界トップレベルの練習環境を提供するための日本最大規模のゲーミングベース『FENNELベース』が5月6日、横浜に設立したと発表した。

今後、FENNELに所属するAPEX、VALORANT、PUBG mobile部門を皮切りに国内外から所属選手がゲーミングベースに集合し、このゲーミングベースを中心に活動していくとのことだ。

eスポーツにおけるオフライン環境での練習への移行

現在、世界的に盛り上がりを見せるeスポーツシーンの中で選手の練習はゲームという特性上、オンラインが基本であったという。

世界でも一部のトップチームが選手にオフラインでの練習環境、いわゆる『ゲーミングハウス(選手が居住および練習する場)』を用意するという状態で国内では選手への世界水準のオフラインでの練習環境の提供はeスポーツ界においては先進的な取り組みとのことだ。

eスポーツチームがオフラインにこだわる理由

選手がプレイする設備、通信などを最高水準に設定することは勿論コミュニケーションの面においてボディーランゲージなどの非言語でのコミュニケーションが与える情報量は選手間での情報伝達を濃密にし、練習時間、ミーティングの密度をより高めるという。

さらには選手達の生活習慣、体調を管理することで、選手が常にベストパフォーマンスでのプレイを可能としオンラインでは育むことに課題のある選手のプロ意識向上にも繋がるとのことだ。

さらには直接的なコミュニケーション、肌で感じる感覚的な経験はオフラインでしか体験出来ないということを選手およびスタッフに体感してもらうことにより選手のパフォーマンスはもちろん、人間的な部分でも成長出来るような場所を目指していくとしている。

FENNELの選手が国内外における”プロ”eスポーツ選手のロールモデルとなることを目標としているという。

新ロゴに続く、FENNELベースというFENNELの新しいブランド

「FENNELベース」はデザイン性の高い家具やアート作品などでコーディネートすることで、eスポーツとアート、デザイン、ファッションという組み合わせによりeスポーツのイメージ向上も目指していくという。

「FENNELベース」のメインスペースの壁はギャラリーのように白のマット塗装に仕上げており、今後様々なアーティストにアートを描いてもらうことによりeスポーツ業界とアーティストとの交流の場、この場所から新しい流行やカルチャーが生まれてくるような場所として、FENNELがeスポーツのイメージ向上の最前線であることの象徴となるような場になるとしている。

FENNELの今後

FENNELでは新ロゴに引き続き、FENNELベースを通してFENNELに所属する全部門の技術向上および世界レベルでの活躍、更には日本のeスポーツレベルの底上げ、日本でのeスポーツの地位向上の中心であることを目標に理念である『eスポーツに熱狂を』を体現するチーム、企業を目指すという。

今後、この「FENNELベース」からeスポーツを牽引する新しいコンテンツを発信していくとのことだ。

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