Twitter、チップ制機能「Tip Jar」を発表 英語圏でチップの受け渡しが可能に

Twitterは、チップ制機能「Tip Jar」を発表した。

Tip Jarは、英語圏の人々がチップを渡したり受け取ったりするための新しい方法であるという。

自分のツイートが話題になったときにPayPalアカウントへのリンクを共有したり、プロジェクトに対する支援が必要なときにプロフィールに例えば「$Cashtag」を追加したり、自分の誕生日やちょっとしたサポート、お祝いが必要なときに「Venmo」のハンドルネームを併記したりできるようになるとのことだ。

アカウントのプロフィールページで、フォローボタンの横にTip Jarのアイコンが表示されていれば、そのアカウントのTip Jarが有効になっているという。

アイコンをタップすると、そのアカウントが利用している決済サービスのリストが表示され、好みの決済サービスやプラットフォームを選択すると、選択したアプリに移動し、支援したい金額を入力することができる。

同機能はTwitterを通してではなく、Bandcamp、Cash App、Patreon、PayPal、Venmoといったサービスを通して直接決済されるとのことだ。なお、Androidでは、スペース内でチップを送ることもできるとしている。

Tip JarはTwitter上で行われている素晴らしい会話を支えるための、シンプルな仕組み。これは、Twitter上で金銭という形で支援を受けたり、支持を表明する新たな方法を生み出す取り組みの第一歩となるという。

言語設定を英語にしてTwitterを利用している全ての人はiOSおよびAndroid用のTwitterアプリで該当するアカウントにチップを送ることができる。

また英語でのTwitter利用者のうち一部の利用者は、自分のプロフィールにTip Jarを追加し、チップを受け取ることができるようになるとのことだ。

対象は、クリエーター、ジャーナリスト、専門家、非営利団体など。

なお、近日中に、より多くの人がTip Jarをプロフィールに追加できるようになるほか、英語以外の言語に拡大する予定であるとしている。

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