クックパッドは、「街やつくり手と一緒に、毎日の料理を楽しみにしていく場所」を目指し、料理に関する様々な課題解決を目的としたサービス開発をより推進するために、2021年5月6日に恵比寿から横浜へ本社を移転したことを発表した。

■本社移転の背景

同社は、2017年からの10年間をさらなる大きな成長のための事業基盤創りに注力する「投資フェーズ」と定め、積極的な投資を行っているという。

特に、同社のミッションである「毎日の料理を楽しみにする」を実現するためには、「つくり手を増やすこと」が重要だと考えており、つくり手に向けたプラットフォームサービスの拡大を国内事業の重要施策として位置付けているとのことだ。

これらの事業展開を加速するためには、つくり手、生活者との物理的距離を縮め、料理に関する様々な課題に迅速に対応すること、職住近接の実現が可能で、オフィスに集まって物理的な環境を活用した働き方を作り上げることが重要であると考え、それが実現できる場所として神奈川県横浜エリアを移転先に定めたとしている。

新しいオフィスがある「WeWork オーシャンゲートみなとみらい」は、拡張性の高い働き方を実現できる仕組みが整っており、メンバーがプロダクト開発を行う上で、オフィスに集まるメリットを最大限引き出す設計が迅速に実現できる環境。

今後は社会状況に合わせた柔軟なオフィス運用を模索しながら、より一層の事業推進を行っていくとのことだ。

■新オフィス「Cookpad park」内装イメージ

新オフィス「Cookpad park」は、WeWorkおよび植物のプロ集団「SOLSO」と共同でレイアウトや植栽計画をつくったという。

眺望のよい海側には、チームでのサービス開発を最大限効率化するためのプロダクトルームが設置され、食にまつわる植物が数多く置かれているのが特徴。それらの成長を通じ、私たちが日常の中で食べている野菜や果物が生まれる過程を感じながら事業開発を行うことができるとのことだ。

■クックパッドの働き方と、考えていることがわかる「Cookpad Ideas」を開設

今回、本社移転に際し、特設サイト「Cookpad Ideas」を開設。

同サイトでは、Japan CEOのインタビューや対談を中心に、クックパッドの働き方や、事業における考え方を発信しているという。