日本経済新聞社は、日経電子版などの日経IDサービスでの個人情報の取り扱いを規定する「日経IDプライバシーポリシー」を2021年5月31日付で改定すると発表した。

先行して、4月28日に日経ウェブサイト上に「日経IDプライバシーセンター」を開設し、このIDプライバシーポリシー改定について詳しく掲載するなど、ユーザーが安心してサービスを利用できるよう個人情報保護と情報発信を強化するとしている。

日経は、電子版購読などにあたってユーザーが登録した個人情報が、ニーズにあった付加価値の高いサービス提供に不可欠であると同時にしっかりと守るべき大切な情報であると考えているとのことだ。

従来からある日系IDプライバシーポリシーについては、今回の改定で全体的な構成を見直し、日経が個人情報を取得する場面や個人情報の利用目的などを一層わかりやすく表現したとしている。

今回の改定により、ユーザーの個人情報を取り扱う範囲を変更することはないという。

また、海外からのアクセスに関する「日経IDプライバシーポリシー 附則 米国カリフォルニア州に在住する利用者の個人情報の取り扱い」と「日経IDプライバシーポリシーEU及び英語限定版」も改定するとのことだ。

4月28日に開設した日経IDプライバシーセンターでは、改定する日経IDプライバシーポリシーなどの紹介をはじめ日経IDサービスでの個人情報保護の考え方を体系的に案内するという。

今後も日経IDプライバシーセンター上で日経IDサービスでの個人情報の保護の方針や通知をいちはやく掲示し、ユーザーが安心するための情報発信を行っていくとしている。