JTB、ハワイを楽しめる新たなサービス「ルックJTBスマートハワイ」を7月開始

JTBは、『新しい旅。もっと快適に、もっと感動を。』をコンセプトに、デジタルツールを利用し、ハワイのコンテンツを楽しめる新たなサービス「ルックJTBスマートハワイ」を7月から開始すると発表した。

現在もなお、新型コロナウイルス感染症拡大による海外への渡航制限や各国の入国制限が続いており、JTBの海外旅行ツアーは催行を中止している(4月28日現在、6月30日出発分まで催行中止)。

一方、JTB総合研究所の「コロナ禍におけるこれからの日本人の海外旅行意識調査(2021年2月実施)」によると、観光目的の海外旅行が可能になったらまず行きたい国・地域の1位は、全ての世代で「ハワイ」となっている。

ハワイを選んだ理由で最も多かったのは「その国・地域が好きだから」と、他の国・地域を上回っており、ハワイは旅行先として総合的な強さをもったデスティネーションといえるという。

JTBでは渡航制限が解除された後を見据え、安心かつ快適にハワイ旅行を楽しめるための新たなサービスを開始するという。

「ルックJTBスマートハワイ」では、新たなデジタルインフラである「オリオリハワイアプリ」を導入し、非接触サービスを提供するとともに、旅ナカの混雑や待ち時間などのストレスを徹底的に取り除くとしている。

事業パートナーとの連携によりJTB独自の旅行コンテンツを提供し、これまで以上にハワイでの心躍る感動体験を届けるとのことだ。

【安心・安全・快適な新たなサービス】

■オリオリハワイアプリ

(ルックJTB参加者は無料で利用できる。)

①ペーパーレス化の実現

「オリオリカード」「最終旅行日程表」「現地ツアー参加証」「オリオリ特典・クーポン冊子」など、これまで紙媒体で提供していたものをアプリ内で電子化。

このアプリにより、スマートフォン1台で身軽に出かけることができる。また、空港到着時の受付や「HiBus(ハイバス)」乗車もアプリ内のQRコードの提示で可能となり、これまで以上にスムーズで、ストレスのないハワイ滞在を楽しめるという。

②マップ・経路検索

アプリ内のマップ上では、同社運行の「HiBus」を含めた経路検索機能をハワイで初めて実現。現地公共交通機関である「The Bus(ザ・バス)」や「車」「徒歩」も含めて、目的地までの最適なルートを案内。

また、「HiBus」の停留所だけでなく、次のバス到着までの待ち時間やバスの現在地もアプリ内で表示されるため、ハワイでの貴重な滞在時間を有効に使えるとしている。

③お知らせ機能

利用客の出発日に合わせて、渡航前に確認する情報を随時知らせるという。加えて、旅行の目的やスケジュールに合わせて、利用客のニーズに合ったおすすめのオプショナルツアーや旅ナカ情報を個別に提案するとのことだ。

④オプショナルツアーの事前精算

日本で申込のオプショナルツアーは、出発前にアプリ内でオンライン決済可能となる。現地のJTBデスクに立ち寄る必要がなく、到着後すぐにハワイでの滞在を楽しめるとのことだ。

■オリオリスマートデリバリー

ルックJTB参加者は1組1個無料、2個目以上は1個当たり10ドルで利用可能

オリオリステーションアラモアナから滞在のホテルまでの手荷物配送サービスを新たに開始。アラモアナショッピングセンターでの買い物後にディナーを楽しみたい場合など、ホテルに戻らずレストランへ直行できるとのことだ。

【旅行コンテンツ・事業パートナー連携】

■HIGHGATE(ハイゲート)グループとの協業による実感価値創出

ルックJTBでアロヒラニ・リゾート・ワイキキ・ビーチに宿泊の利用客は無料で利用可能

ワイキキ地区で8ホテルを展開するHIGHGATEグループと共同で、アロヒラニ・リゾート・ワイキキ・ビーチにて「ルックJTBスマートハワイ」のコンセプトをベースとした新たなサービスを提供。

①デジタルサービス

ホテル内の様々な手続き・サービスを、「オリオリハワイアプリ」を介して提供するという。

チェックイン可能通知の受信、オンラインチェックイン・チェックアウト、ルームキー、アメニティーの注文、ホテル内施設の予約など、あらゆるサービスを利用客自身のスマートフォンで利用できる。

フロントデスクに立ち寄ることなく旅行中のストレス・不安を解消し、快適な滞在を実現するとのことだ。

②ルックJTBワンダークラブ

JTB専用サービスエリアとして、専用ラウンジやプールを含む「ルックJTBワンダークラブ」が新登場。

「ルックJTBワンダークラブ」は、「ワンダークラブ・ラウンジ」「ワンダー・バー」「ワンダークラブ・プール」で構成されており、ポップで遊び心溢れる空間において人々の記憶に残るサービス・体験を提供するという。

なお、チェックイン前・チェックアウト後も利用可能であるとのことだ。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、人々の行動様式や世界観・価値観に新たなスタンダードが形成され始めているなか、JTBはこれまで以上に「安心・安全」と「感動」を体感できるコンテンツ・サービスを、今後もハワイにて順次提供していくとしている。

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