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ローソンは、Wolt Japanが運営するデリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」の取り扱いを、東京都内のナチュラルローソン店舗13店舗で4月28日より開始すると発表した。
今回、ナチュラルローソンで人気のおにぎりやサンドイッチ、デザートなどの食料品に加え、オーガニックのボディソープや香料・着色料無添加の洗剤などの生活用品もラインナップし、普段からナチュラルローソンを利用している人や遠方の人もさらに便利に利用できるようになったとしている。
これにより、ローソンのデリバリーサービスの取り扱いは、「Uber Eats」「foodpanda」と合わせて合計3社となり、導入店舗数は28都道府県の1,569店舗となる。
「Wolt」は、世界23か国160都市以上で事業を展開しているフィンランド発祥のデリバリーサービス。
「おもてなし」をコンセプトに、適性テストを通過した配達パートナーが質の高いサービスを提供している。
日本では、2020年3月に広島県でのサービス開始を皮切りに、現在13都道府県18都市でサービスを展開。フィンランドでは、食品のみならず雑貨や家具などさまざま商品のデリバリーサービスを展開しており、今後日本でも食料品・日用品をはじめとする小売店でのデリバリー拡大が予定されているとのことだ。
「Wolt」は女性にも多く利用されており、ナチュラルローソンとの親和性が高いことから今回の導入に至ったとしている。
ローソンでは、2019年8月に日本のコンビニエンスストアでは初めて「Uber Eats」の導入を開始。
コロナ禍によるデリバリー需要の高まりを受け、2020年8月には1,000店舗に拡大、同年11月には新たなデリバリーサービスとして「foodpanda」を導入した。
また、2021年2月からは「Uber Eats」では国内初となる医薬品のデリバリーを開始。
<ナチュラルローソンにおけるWoltのサービス概要>
・開始日:4月28日
・サービス時間:9時~24時
・取り扱い商品:約400品目
【主な商品】弁当、おにぎり、麺類、フライドフーズ、デザート、ベーカリー、冷凍食品、おつまみ、飲料、酒類、カップ麺、日用品、雑誌 など
「Wolt」導入店舗
■「Wolt」開始後のデリバリーサービス導入店舗:28都道府県1,569店舗
北海道(54店舗)、宮城県(27店舗)、新潟県(6店舗)、栃木県(5店舗)、群馬県(3店舗)、長野県(4店舗)、埼玉県(94店舗)、千葉県(67店舗)、東京都(529店舗)、神奈川県(191店舗)静岡県(10店舗)、愛知県(78店舗)、富山県(8店舗)、石川県(5店舗)、京都府(49店舗)、大阪府(188店舗)、兵庫県(75店舗)、奈良県(1店舗)、和歌山県(4店舗)、岡山県(11店舗)、広島県(24店舗)、香川県(5店舗)、愛媛県(10店舗)、福岡県(80店舗)、熊本県(15店舗)、大分県(12店舗)、宮崎県(7店舗)、鹿児島県(7店舗)
なお、上記のうち、foodpanda導入店舗は北海道(3店舗)、福岡県(4店舗)、Wolt導入店舗は東京都(13店舗)。店舗によっては複数のデリバリーサービスを導入しているという。
ローソンは、今後も利用者に「新しい便利」を提供できるサービスを導入していくとしている。