次々とオリジナルドラマを生み出しているオンライン動画配信サービスHuluにて、Uber Eatsの配達パートナーが登場をするオムニバスドラマ「息をひそめて」(全8話)が、4月23日からスタートするとのことだ。

同作は8編のオムニバスストーリーで構成され、第4話「この町のことが好きじゃなかった」は、蒔田彩珠さん演じる三隅夕河がUber Eats配達パートナーを始める物語であるという。

2020年春の多摩川沿いの町を舞台に、配達パートナーとして働くことを通して見た風景や思い、家族との絆、人とのふれあい、やさしさなどが描かれているとのことだ。

Uber Eatsが3月から4月にかけて配達パートナーに対して行ったアンケートでは、「友人・知人にUber Eats配達パートナーの仕事を勧める」と回答した人の約8割以上が、その理由について「自由な時間に稼働できる」と回答しており、「柔軟な働き方」「新しい発見がある」「自分の街を知ることができる」といった回答が続いたという。

同作でも、移ろいゆく町の風景に楽しみや気づきを感じながら働く配達パートナーの姿を、伺うことができるとのことだ。

同作で監督・脚本を務める、中川龍太郎監督は以下の通りコメント。

「息をひそめて」第4話の蒔田彩珠さん演じる本作の主人公は、これまで自分の暮らしている町について特別に関心を払ってこなかった女の子でした。そんな彼女がコロナ禍によって遠方の大学に進学することができなくなったとき、ウーバーイーツを始めます。彼女は配達労働をする中で自分が生まれ育った町について少しずつ理解していきます。自分の生まれ育った町を理解することで、彼女は徐々に積極的に関わってこなかった父親や今は亡き母親に想いを馳せ、伝えられなかった言葉を発見します。

どんな逆境の時代にあっても、新しい仕事は生まれ、新しい仕事は新しい感性を育みます。ウーバーによって働く喜びを見つけた人、自分の暮らす町を好きになった人、きっといっぱいいると思います。僕自身、自分が生まれ育った多摩川沿いの小さな町を舞台に、あたたかな風のような物語を紡ぎました。
ぜひ、ウーバーイーツでご自身の町のお気に入りのグルメを楽しみながらこのささやかな物語を楽しんでいただけましたら幸いです。