スマートニュースは4月21日、利用者の新型コロナワクチン接種時期に通知を届ける「ワクチンアラーム」と、利用者の住む地域の接種施設を地図で表示し、かかりつけ医の予約開始時に知らせる「ワクチンマップ」の2つの新機能について、4月13日に新型コロナワクチンチャンネル上で提供を開始してから1週間の4月20日時点で、利用者数が100万人に達したことを発表した。

同社が2021年4月に65歳以上の人を対象に実施したアンケート調査では、9割以上の人が、いつどこでワクチンを接種できるかの情報が不充分と回答してる。

設問:「ワクチン接種」に関する以下の情報について、それぞれ充分に発信されていると思いますか(n=900)

同社では、利用者のワクチン接種に関する的確な情報取得をサポートするため、4月13日に新型コロナワクチンチャンネルを開設し、各種機能の提供を開始した。

新型コロナワクチンは、4月12日に65歳以上への接種が開始されたが、まだ多くの医療機関で予約が開始されていないという。

全国の自治体コールセンターでは、ワクチン接種の予約に関する問い合わせが集中しているところもあり、社会的な課題となっているという。

同社では、ワクチンアラームやワクチンマップの提供を通じて、利用者がいつどこでワクチンを接種できるかをわかりやすく知らせ、自治体への問い合わせを少しでも減らしたいと考えているという。各機能の詳細は以下。

●接種時期の目安が分かる&通知が届く「ワクチンアラーム」

居住地や生年月日などの項目に答えると、全国1741の市区町村が発表した情報を基に、ワクチン接種時期の目安を表示。

また接種時期が訪れると通知を届けるという。利用者は、接種時期の目安を事前に確認できるため、安心して待つことができる。同社では、この機能を自治体への問合せを減らす一助にしたいと考えているとのことだ。

●接種施設を地図で表示&かかりつけ医の予約開始時に通知が届く「ワクチンマップ」

自治体や医療機関が公表した情報を基に、全国約3万7,000か所のワクチン接種施設・医療機関を、予約可否の情報と共に地図上に表示。

日本では、60代の61.4%、70代以上は80%の人がかかりつけ医(主治医)を持っているという。

ワクチンマップでは、かかりつけの医療機関を指定して、予約が可能になったら通知を受け取ることもできます。当社ではこの機能を通じて、医療機関への不必要な問い合わせを少しでも減らし、円滑なワクチン接種に貢献したいと考えているとのことだ。

同機能を使える利用者からは、「生年月日と住んでるエリアを登録したら、『あなたがワクチンを受けられるのは◯◯ごろ』と表示されるのは便利」「ワクチンマップ便利。自治体としてもこれで一件でも問い合わせが減ると作業に集中できるので助かる」といったコメントが寄せられているとのことだ。

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