東京都、「コロナ後遺症相談窓口」を都立多摩総合医療センターに設置

東京都の病院経営本部では、新型コロナウイルス感染症の治療や療養終了後も、味覚・嗅覚の異常や倦怠感などの症状がある方からの受診や医療に関する相談に対応する「コロナ後遺症相談窓口」を都立大塚病院および都立駒込病院に設置している。

今回、都立多摩総合医療センターの総合患者支援センターにおいて、相談への対応を開始することになったと発表した。

1.対象

新型コロナウイルス感染症と診断(PCR検査等で陽性)されてから、1~2か月以上経過し、何らかの症状がある人

なお、相談は原則本人から。

2.相談の方法および内容

総合患者支援センターの看護師等が、電話で症状等について相談を受け、症状に応じて、医療機関の受診につなげるなど支援(相談は無料)

【相談の内容】
●具体的な症状や体調に関する相談
●症状に応じた受診についてのアドバイス など

【対応】
●症状により、かかりつけ医やお住まいの近くの医療機関への受診を御案内するほか、かかりつけ医がいない場合や症状が重い場合などは、外来受診を案内する。

なお、新型コロナウイルス感染症の後遺症については、現時点では確立された治療法がないため、医療機関を受診された場合、治療は症状に応じた対症療法が基本となるという。

また、受診においては所定の医療費がかかるとのことだ。

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