退職代行サービス「退職代行Jobs」、2021年1月以降の利用者の統計調査を実施 職種は「営業担当」が最多利用

アレスは、運営する「退職代行サービス(退職代行Jobs)」の2021年1月以降の利用者から無作為に1,000名を抽出し「退職代行サービス利用者統計調査」を実施し、結果を発表した。

■退職代行サービス利用者統計調査

統計調査期間:2021.01~2021.03(利用者から無作為に1,000名を抽出)

今回の調査では、実際に退職代行サービスを利用した退職者の「男女比」「年齢構成」「職種傾向」について統計調査を行い、「職種傾向」についてはランキングにまとめ発表。

【退職代行サービス利用者:男女比】

 男性:63.8%
 女性:36.2%

【退職代行サービス利用者:年齢構成】

 20代:63.9%
 30代:17.8%

【退職代行サービス利用者:職種傾向】

 1位:営業担当(12.3%)
 2位:工場内作業員(11.0%)
 3位:事務・総務系(9.5%)

 業務内容が明確な職種に限定すると、
 6位:看護師
 8位:介護士
 9位:システムエンジニア
 10位:保育士
 が上位にランクインしている点が特徴的であるという。

退職代行サービスがメディアで大きく取り上げられる機会も増え、退職代行の知名度は格段に上がったとしている。

それに伴い、
  ◆非弁行為を平気で行う業者
  ◆労働組合と名乗って実態は一般企業が運営をしている業者
  ◆退職代行しかしていない労働組合 など
弁護士法や労組法に違反する疑いのある業者や団体が蔓延している状況にあるという。

また最近は、非弁行為の隠れ蓑として、労働組合を「退職代行のスキームとして利用」する傾向があり、「退職代行サービスを目的とした労働組合」の違法性についても議論が活発化。

退職代行Jobsは、この状況を打開し、サービスを利用する人がちゃんとした業者を選択し、安心して利用できる環境を提供することの重要性を強く受け止め、「合同労働組合ユニオンジャパン」と提携して退職者希望者を支援しているとのことだ。

モバイルバージョンを終了