2021年3月25日に福島県からスタートした東京2020オリンピック聖火リレーは、これまで公道での聖火リレーを実施した県に加え、和歌山県・奈良県・徳島県・香川県・高知県・愛媛県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県・熊本県・長崎県・佐賀県・福岡県についても、予定どおり公道での聖火リレーを実施する予定であると発表した。

しかし、大阪府については、医療非常事態宣言が発出され、大阪府内の全域で不要不急の外出や移動の自粛要請が出されている状況を踏まえ、公道における聖火リレーに代えて、万博記念公園内で聖火リレーを実施する予定あるとのことだ。

また、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の発令またはまん延防止等重点措置の適用や、都道府県独自の緊急事態宣言等が発出される場合は、オリンピック聖火リレーの実施方法については変更になる場合があるという。

引き続き各都道府県の実行委員会とは緊密に連携し、安全最優先で聖火をつないでいけるよう、協議を継続していくとしている。

なお、山口県以降については、今のところ予定通り公道での実施を予定しているが、今後改めて案内するとのことだ。