自転車ナビタイム、車通りの多い道を回避したルート検索が可能に 時間帯によってルートが変更

ナビタイムジャパンの自転車専用ナビゲーションアプリ『自転車NAVITIME』の推奨ルートにて、2021年4月9日より、車通りの多い道を回避したルート検索が可能になると発表した。

設定画面で「車通りの多い道回避」をオンにすることで、推奨ルート検索時に同機能が適用されたルートが検索されるという。同機能は、有料会員(プレミアムコース、プレミアムプラスコース)のユーザーが利用できるとのことだ。

公益財団法人日本道路交通情報センター(JARTIC)がオープンデータとして公開している、一般道路の「断面交通量情報」をもとに、車線数や、実際の走行台数などの実地調査データ等を加味した独自の基準を策定し、車の交通量が多い場合には、その道路を避けたルートを検索できるようにしたという。

また、検索する時間帯によっても、ルートが変わる。それを反映するため、新たにルート検索時に出発・到着の日時設定をできるようにしたとのことだ。

交通量の多い道では、並走する車の数が多くなり、接触などの危険性が高まるため、ユーザーからも交通量の多い道を避けて走行したい、という意見が寄せられていたという。

大きな道を避けるルートとしては、「裏通り優先」ルートも提供しているが、こちらは住宅街や細街路などの裏道を積極的に利用するのに対し、今回の「車通りの多い道回避」では、推奨ルートの中で交通量の多い道路を避けて並走する道路を利用するなど、より自然な形で、安心・安全なルートを提供できるようにしているとのことだ。

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