オンライン動画配信サービスHuluを運営するHJホールディングスは、アマゾンジャパンが提供するクラウドベースの音声サービス、Amazon Alexaに対応し、全てのFire TVシリーズ上でHuluの音声操作を可能にすることを発表した。

4月9日からサービスを開始するという。

全てのFire TVシリーズで、Huluアプリにログインすると、音声で動画の再生、早送り、早戻し、再生中のコンテンツの一時停止などの操作や、作品の検索をすることができる。

音声操作は、Fire TV Stick、Fire TV Stick 4KのAlexa対応音声認識リモコンのボタンを押して話しかける、または、ハンズフリーで利用が可能なFire TV Cubeや、Amazon Echoと連動させればリモコンなしでも利用できるという。

さらに、Alexaアプリの定形アクションにHuluを設定すると、テレビをつける、電気をつけるといった動作に加え、HuluのライブTV内のニュースを流すことも出来るようになるなど、毎日の生活がより便利で快適になるという。

Hulu アプリで再生中に利用できる音声コマンド例は以下。

■Fire TVシリーズ上のホーム画面などで、
「アレクサ、Huluでバラエティ検索して」
「アレクサ、Huluで日本のドラマを検索して」
「アレクサ、Huluで韓国ドラマを検索して」
「アレクサ、Huluでウォーキング・デッドを再生して」
「アレクサ、Huluでフォックスチャンネルを再生して」
「アレクサ、HuluでCNNを再生して」

■Huluアプリ起動時
「アレクサ、再生して」
「アレクサ、一時停止して」
「アレクサ、10分早送りして」
「アレクサ、30秒早戻しして」
「アレクサ、最初から再生して」
「アレクサ、次のエピソードを再生」
「アレクサ、前のエピソードを再生」

なお、すべてのコンテンツを検索するには、Huluアプリを事前にインストールしていることが必要となる。