Garmin、サイクルインドアトレーナーメーカー「Tacx」の日本市場での販売を開始 インドアサイクリング市場のシェア拡大へ

サイクリングコンピューターのリーディングメーカーのガーミンジャパン(以下、Garmin)は、2019年米国ガーミンが買収したサイクルインドアトレーナーメーカー「Tacx(タックス)」の、日本市場での販売について、2021年4月1日より、ガーミンジャパン直販での取り扱いとなったことを発表した。

昨今、コロナ禍によって健康意識が高まるなか、インドアトレーニングに注目が集まり、サイクルインドアトレーナー製品への関心も高まってきている。

今回、インドアトレーナーのグローバルブランドであるTacxが、ガーミンジャパン直販となることにより、よりサイクリストに寄り添ったサービスを提供し、インドアサイクリング市場のさらなる活性化とシェア拡大を目指すとのことだ。

TacxがGarminファミリーの傘下になることで、GarminのサイクリングコンピューターEdgeをインターフェースとして自動負荷調整が可能となるなど、Tacxを自由にコントロールできるほか、他のGarminデバイスやスマートフォンアプリとの連携を安心して使用できるようになった。

また今後、よりユーザーが安心して快適に使えるよう、「オフィシャルサービスの構築」は勿論のこと、「Garmin技術とのシナジー効果」のメリットとして、Tacx専用アプリ【Tacx Desktop App】とGarminアプリ【Garmin Connect】の連動がスタート。

2つのアプリを連携することで、【Tacx Desktop App】にてライドしたデータがGarmin Connect上で確認ができるようになったとのことだ。

Tacx室内トレーニング用ソフトウェアでできること

Tacx室内トレーニング用ソフトウェアで、アスリートとして成長し、世界の著名なルートをシミュレーションすることができる。

高画質のトレーニングフィルムが満載のライブラリ、体系的なトレーニングプラン、GPSトレーニング、データを分析・共有するツール、レースを楽しみ、友達をフォローすることもできる。

■Tacxフィルム
有名な春のクラシックレースからアルプスの険しい丘まで、多数の高画質映像のコレクションを利用して、世界の周遊を楽しめる。新作フィルムは定期的にリリースされるとし、プレミアムアカウントなら、すべてのコレクションに無制限にアクセスが可能。

■リアルタイムの対戦相手
リアルタイムの対戦相手と共にライドに参加もできる。同じコースで走行する全員をビデオまたはマップ上に表示。
また、以前のライドを選択して、バーチャルトレーニングパートナーとして活用する機能もあるとのことだ。

■3D映像でのGPSトレーニング
サイクル含めトレーニングデータを管理できるStravaアカウントをリンクし、以前ライドしたお気に入りのコースデータをアップロードすることで、家など室内でもコース体験が可能に。

■トレーニングプラン
具体的な目標やフィットネスに合わせた体系的なトレーニング計画。プロの指導者が作成した、様々なレベルに応じたトレーニングプランを用意している。

■ワークアウトビルダー
パワー、FTP(1時間通じて維持できるパワー)、傾斜、心拍数をベースに、自分だけのワークアウトを作成。

■データ分析
cloud.tacx.comからオンラインでデータを分析。

■パフォーマンスデータ
スピード、パワー、ケイデンス、心拍数がすべてアプリに表示される。

■Stravaへのエクスポート
トレーニングデータをStravaにエクスポートして友達とシェアできる。

■アクティビティ
すべてのアクティビティが保存され、デバイス間で同期される。

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