凸版印刷は、サイネージ上で記念撮影を行うことができるサービス「WithShot™(ウィズショット)」を2020年10月より提供している。

「WithShot™」はAR技術を活用して「その場にいない芸能人・キャラクターなどと一緒に撮ったかのような」臨場感のある撮影体験が可能なサービス。

今回、凸版印刷は「WithShot™」による臨場感ある撮影体験の提供機会拡大を目指し、スマートフォン上で利用可能なサービス「WithShot™ Lite(ウィズショットライト)」を開発。2021年4月5日より提供を開始すると発表した。

「WithShot™ Lite」では、コンテンツに合わせてポーズを決めてスマートフォンで撮影すると、あたかも一緒に撮ったかのような写真を生成するという。芸能人やアーティスト、キャラクターを使ったオンラインイベント・キャンペーンを対象に、特別感のある写真撮影サービスとして販売していくとのことだ。

なお「WithShot™ Lite」は、楽天グループが運営するオンライン書店「楽天ブックス」にて、購入者特典のデジタル写真フレーム「デジフォト」として2021年4月5日から導入されるという。

開発の背景

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、大規模イベントの中止やスポーツ観戦の自粛が相次いでいる。また、エンターテイメントを楽しむ場やアミューズメント施設では感染症対策を考慮した新たな体験やコミュニケーションの手法が求められており、凸版印刷は「WithShot™」を開発・展開してきた。

「WithShot™」は臨場感・没入感を訴求すべくデジタルサイネージとして提供しており、各種施設・対面型のイベント等を対象としている。

一方で、リアルの場に人を集めず自宅などで利用可能なサービスに対するニーズも根強く、これに応えるべくスマートフォンで動作する「WithShot™ Lite」を開発したとのことだ。

「WithShot™ Lite」の特長

●スマートフォン上で芸能人やキャラクターとの撮影体験が可能

「WithShot™」がもつ芸能人やキャラクターと「あたかも一緒に撮ったかのような写真を撮影する」機能をスマートフォン上で提供。撮影された写真は「WithShot™」同様にスマートフォンに保存し、SNSなどで共有することが可能とのこと。

●リアルイベントを実施せずに体験型PRを行うことが可能

体験型PR手法の多くは、リアルの場に足を運んでもらう必要があり、昨今の状況下で実施することが非常に難しくなっている。「WithShot™ Lite」は、スマートフォンがあれば、ユーザーが足を運ぶ必要なく体験型のPRを提供することができるとのことだ。

●シリアルコードによる利用者限定サービスの提供が可能

シリアルコードによる回数管理機能を使用することで、利用者・回数を限定したサービスを提供可能。限定フレームなど特別感のあるコンテンツを用意することで、購入者特典などの販売促進策として活用することができる。

2021年4月5日より「楽天ブックス」にて導入

「WithShot™ Lite」は、「楽天ブックス」にて、購入者特典のデジタル写真フレーム「デジフォト」として2021年4月5日から導入される。

なお、「楽天ブックス」では、「デジフォト」の導入を記念して、楽天グループの公式キャラクター「お買いものパンダ」と写真撮影ができる「デジフォト」がもらえるプレゼントキャンペーンを2021年4月5日10時から4月9日9時59分まで開催。

期間中に「楽天ブックス」にて、1回の注文で3,000円以上(税込)の商品を購入すると、「お買いものパンダ」の「デジフォト」がダウンロードできるシリアルコードをプレゼントするとのことだ。