大塚食品は、米国CGロクサーヌ社が製造するカリフォルニアのマウント・シャスタの湧水を直接ボトリングしたミネラルウォーター『クリスタルガイザー』に
50%リサイクルペットボトルを導入し、2021年4月から全国で順次展開する。
大塚食品は1994年に『クリスタルガイザー』の輸入販売を開始して以来、日本最軽量のキャップや軽量ボトルを採用。
『クリスタルガイザー』のキャップの重量は約1.3g、ボトルの重量も発売当時に比べ約50%軽量化している。
また、政府が展開する国民運動「COOL CHOICE」に賛同し、飲料市場初の「COOL CHOICE」のロゴをパッケージに入れたボトルの導入など日本の飲料市場において、環境に配慮した活動を積極的に推進してきた。
「クリスタルガイザー」を製造している大塚グループのCGロクサーヌ社は、米国の飲料メーカーで初めてペットボトルリサイクル処理の自社工場を2018年より操業開始し、リサイクル原料を50%使用した『クリスタルガイザー』を米国で販売している。
今回日本で販売する50%リサイクルペット製品もCGロクサーヌ社で製造している。
今回の導入により一般的な石油由来100%のペットボトルと比較して、ボトル1本あたりのCO₂排出量を約30%削減できる見込みとのことだ。
大塚グループでは持続可能な社会の実現を目指し、ペットボトルを中心とした取り組みに関する「大塚グループ プラスチックステートメント」を2020年に制定し、「2030年までにペットボトルにおけるリサイクル原料および植物由来原料の使用割合をグローバルで 50%以上」などの目標を掲げているという。