メタップス 役員人事を女性役員比率40%、外国籍比率20%で構築 新経営体制を発表

メタップスは、第13回定時株主総会において、取締役2名の再任と、任期満了による退任を受けた新取締役(監査等委員)3名の就任を決定した。

多様性確保や監督機能の強化を目指し、3名のうち2名は女性、1名は外国籍を選任したという。

新任取締役のプロフィールと選任理由は以下の通り。

【1】取締役(監査等委員) ロウ・フェイ

2005年:マッキンゼー・アンド・カンパニー日本に入社。IT及び自動車業界の戦略立案・実行に携わる。

2011年:DeNAに入社。中国担当VPとしてモバゲーChinaの立ち上げを牽引。

2013年:同社入社。中華圏事業管掌の執行役員として株式上場に貢献。

2016年:DXHUB(旧 ジェーピーモバイル)社外取締役就任

2019年:Linc取締役就任

〈選任理由〉

大手戦略コンサルティング会社や事業会社で培われた企業経営に関する高い見識や、2013年の同社入社以来グローバルでアプリ収益化事業に携わってきた実績と国際感覚をもとに、実務に適合した経営の監査、監督が期待できるため。

【2】取締役(監査等委員) 小笹 文(おざさ あや)

1999年:リクルートに入社。ブライダル情報誌の法人営業などに従事。

2006年:グーグル入社。広告製品全般の国内セールスマーケティング業務などを担当。

2009年:フリーランスで企業のセールスマーケティング、ソーシャル戦略のコンサルなどに従事。

2011年:イベントレジストの創業に参画。2012年1月より取締役COO就任

2018年:カラフル代表社員就任

〈選任理由〉

企業経営者としての豊富な経験と幅広い見識を活かし、独立した客観的な立場から、実効性が高く長期的な観点での助言・監督が期待できるため。

【3】取締役(監査等委員) 佐野 綾子(さの あやこ)

2001年:ゴールドマン・サックス証券会社(現 ゴールドマン・サックス証券)に入社。経済調査部でリサーチ業務に従事。

2009年:東京西法律事務所(現 弁護士法人TNLAW)入所

2018年:東京地方裁判所民事調停官就任

2018年:あや総合法律事務所代表就任

2019年:すかいらーくホールディングス社外取締役就任

〈選任理由〉

証券会社における実務経験や弁護士としての税務を含む幅広い知見を有するほか、他の上場企業における社外取締役にも就任しており、独立した客観的な立場から、実効性が高く長期的な観点での助言・監督が期待できるため。

同社は、今後も内部統制の維持改善を含めたコーポレート・ガバナンスの充実を図りながら、さらなる事業拡大に取り組んでいくとのことだ。

モバイルバージョンを終了