リクルートマーケティングパートナーズが提供するオンライン学習サービス『スタディサプリ』は、学校向けに2021年4月より使用できるWEBの「単元テスト」の提供を開始すると発表した。

学校向け『スタディサプリ』の学習サービスでは、基礎的、網羅的で細かな出題によって、一人ひとりの基礎学力到達度を正確に測ることができる絶対評価型アセスメント「到達度テスト」を提供している。

導入校は年に2回任意の時期に紙ベースでの「到達度テスト」を実施し、教師は生徒のつまずき箇所の特定、連動した個別最適な課題の配信を『スタディサプリfor TEACHERS』から行い、生徒の基礎学力の向上をサポートされている。

加えて、日々の授業ごとの理解度測定・演習用ツールとしては、講義ごとに用意された「確認テスト」を活用しているという。

今回、この学期ごと・授業ごとの中間となる、「単元ごと」のWEBテストである「単元テスト」を新たに提供開始し、先生がより適切なシーンや頻度で学習理解度を測り、つまずき克服につなげることを可能にする。

「単元テスト」は、各単元に関連する各講義から重要な内容を選んで問題を作成しており、各単元の内容の理解度を網羅的に測ることが可能。

先生の日々の学習指導の中で活用してほしいという背景から、先生の管理画面である『スタディサプリfor TEACHERS』からのみ配信できる仕様としている。

さらに2021年夏頃には、この「単元テスト」に「フォローアップ配信機能」が付加され、「単元テスト」の小問単位で、生徒一人ひとりのつまずきに連動した個別最適な課題を手間なく配信することが可能になる。

先生は「単元テスト」と「フォローアップ配信機能」によって、単元ごとのサイクルで、理解度を測り・確認し・フォローする、という一連の流れをシームレスに実現することが可能になるという。

また、生徒は、先生によって適切なタイミングで必要なテスト・課題が配信されるため、課題を消化しきれない状態にならずに苦手克服に取り組むことができるとのことだ。