サッポロ不動産開発 畑の学校「YEBISU GARDEN FARM ACADEMIA」の開校 “まちのつながり”を育む新たな取り組みを開始

サッポロ不動産開発は、2月発表の成長戦略で掲げた恵比寿でのまちづくりの推進施策として、運営する複合商業施設“恵比寿ガーデンプレイス”内に、まちの中の畑の学校「YEBISU GARDEN FARM ACADEMIA」の開校および、コミュニケーションスペース「YEBISU GARDEN BASE」を開設すると発表した。

同社は、サッポログループが1889年(明治20年)にビール醸造所を建設し、約100年にわたりヱビスビールを造り続けてきた恵比寿のまちの更なる活性化にむけ、地域の人々、来街者やオフィスワーカーの皆様と共に、まちづくりの機運を醸成し、より魅力的なまちに育てていくことを目指した取り組みを行っている。

2020年8月に始動した“まちと共に育てる”都会のコミュニティファーム「YEBISU GARDEN FARM」、地域SNS「ピアッザ」等に続く施策として、恵比寿ガーデンプレイスを起点とした2つの取り組みを実施するという。

「YEBISU GARDEN FARM」4月24日より、「YEBISU GARDEN FARM」を舞台に、まちの中の畑の学校「YEBISU GARDEN FARM ACADEMIA」を開校。

野菜づくりを楽しむカルチャーと地域コミュニティを育てる都市農の具現化を目指し、野菜を育てる“ファーミングコース”と、野菜をより美味しく料理する技術と知識を習得する“クッキングコース”の受講を募集する。

同事業は、特定非営利活動法人アーバンファーマーズクラブと協働で運営するとのことだ。

「YEBISU GARDEN BASE」ワークショップイメージまちの人々との関係性をより深めたり、新たな出会いを生むコミュニケーションスペース「YEBISU GARDEN BASE」を、4月23日より期間限定で恵比寿ガーデンプレイス内のブリックエンドエリアに開設。

恵比寿に関わる様々な人々がまちづくりの取り組みにへ自由に参加できるオープンな拠点を目指しており、その一環として開設時には、内装等をDIYで作り上げるワークショップを実施。

開設後は、当社が2010年から主催している、恵比寿のまちの文化祭「恵比寿文化祭」や「YEBISU GARDEN FARM」の活動場所として、また、地域SNS「ピアッザ」のリアルな交流場所として、産官学民連携で恵比寿のまちの未来を語り、将来を描くための場所となるよう活用していくという。

同社は、経営理念「まちや社会とともに、『豊かな時間』と『豊かな空間』を創り、育む」のもと、地域に根ざした「まちづくり」と「笑顔づくり」をモットーにまちに住む人、働く人、訪れる人が楽しみ、憩う魅力的なまちをそこに集まる人と共に育てていくとのことだ。

<YEBISU GARDEN FARM ACADEMIA 概要>
◇募集コース
①ファーミングコース
開校日時:毎月第四土曜日9時~12時
講師:小倉崇(おぐらたかし) NPO法人『アーバンファーマーズクラブ』代表理事。渋谷の農家。
講義内容:座学 有機農業概論、土壌とはなにか野菜の起源と特性、自家採種のやり方など。
実習 道具の使い方、育苗、畝の立て方、マルチの使い方、無農薬での季節の野菜の育て方と収穫方法。
定員:20名
受講料:月/5,000円(12回合計60,000円)
場所:恵比寿ガーデンプレイス内「YEBISU GARDEN FARM」他

②クッキングコース
開校日時:毎月第四土曜日13時〜16時
メイン講師:五十嵐創(いがらしつくる) 料理人/農家。『農園土とシェフ』主宰。

講義内容:講師が調理した一皿を実食し、当日学ぶ料理を知ることから講義はスタート。茹でる、揚げる、炒める、焼く、蒸す、非加熱など、それぞれの野菜の美味しさを引き出すベストな調理方法を実習。
定員:10名
受講料:月/5,000円(12回合計60,000円)
場所:恵比寿ガーデンプレイス内「YEBISU GARDEN FARM」他

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