約6割が「収入を増やしたいと思ったため」 「フリマアプリを利用したきっかけ」に関する調査

Earth Shipは、子会社の物販総合研究所 と協力し、フリマアプリ出品者681名を対象に「フリマアプリを利用したきっかけ」に関するアンケート調査を実施した。

A:1年以上前に利用を始めた/374名(54.9%)
B:今から6ヶ月以上前、1年未満の時期に利用を始めた/109名(16.0%)
C:今から1ヶ月以上前、6ヶ月未満の時期に利用を始めた/124名(18.2%)
D:使いはじめてからまだ1ヶ月経っていない/74名(10.9%)

上記グラフ:「使いはじめてからまだ1ヶ月経っていない人」の回答

出品者としてフリマアプリを利用したきっかけは「収入を増やしたいと思ったため」と回答した人が約6割と最も多く、次いで「不用品を処分したいと思ったため」。

最も始めた時期が多かったのは、Aの1年以上前に利用を始めた人(54.9%)だが、1年以内に利用を始めた人の中では、Cの今から1ヶ月以上前、6ヶ月未満の時期に利用を始めた人が最も多い結果となった。(18.2%)

  Cと比べBの今から6ヶ月以上前、1年未満の時期に利用を始めた人(16.0%)と大きな差は無く、新型コロナウイルスの流行以降、フリマアプリを利用し収入を増やしたいニーズが多いといえるという。

出品する側としてメインで使っているフリマアプリについて、男女問わず全回答者のうち73.1%が「メルカリ」と回答。2位の「ヤフオク!」 (17.9%)を55ポイントも引き離す、圧倒的な利用率となった。

【フリマアプリ利用者が売っているもの】

「1年以上前に利用を始めた人」
1位「衣服」(20.6%)
2位「本・音楽・ゲーム」(17.6%)
3位「家電・スマホ・カメラ」(11.8%)

「1年未満に利用を始めた人」
1位「衣服」(17.9%)
2位「本・音楽・ゲーム」(16.9%)
3位「おもちゃ・ホビー」(15.6%)

全回答者、「衣服」「本・音楽・ゲーム」をメインに販売していることがわかった。

フリマアプリを始めたきっかけの結果から、不用品処分としても選ばれているといえるという。

上記グラフ:「今から6ヶ月以上前、1年未満の時期に利用を始めた人」の回答

「フリマアプリで出品するようになって最もよかったと思うこと」は、「副業やビジネスの意識が高まった」と全回答の約4割が回答。

次いで「身の回りの売れそうな物を意識するようになった」と多く挙げられている。

「フリマアプリで出品するようになって最もよかったと思うこと」その他コメント
・オンラインで出来る仕事の幅が広がり、手軽に利用できた。
・輸入を始める良い練習になった。
・収入が不安定になり、コロナの影響でより働き方について考えるようになった。
・スキルアップ、キャッシュフローの改善ができた。

上記グラフ:「1年以上前に利用を始めた人」の回答

「1ヶ月の平均販売金額」について全回答者のほとんどは、「1,000円以上〜5,000円未満」と回答がありました。次いで、「1,000円未満」、「5,000円以上〜10,000円未満」。

なかには、「100,000円以上〜500,000円未満」や「500,000円以上〜10,000,000円未満」と高額な売り上げを生んでいることがわかった。

今回の調査では、約9割強が「今後もフリマアプリで販売を継続したい」と回答。

収入を増やすためのツールとしてフリマアプリを利用することは特別ではない時代になったと伺えます。コロナ禍において、副業、ビジネスへの意識に変化が生じていることが明らかとなった。

【アンケート調査概要】
実施期間:2021年3月9日~3月16日
対象者 :フリマアプリを出品側として現在も利用している人(頻度は月に1回以上)
調査方法:Webアンケート調査
調査人数:681名 (男性:443名 女性:238名)

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