DX支援事業を手掛けるメタップスは、4月に在宅勤務支援金として10万円を支給する。
2021年10月に予定しているオフィス移転に伴い、リモートワークを軸とした「新たな働き方」が本格化するため、自宅のインターネットやデスクといった環境整備を支援するという。
また、継続的に発生する通信費や水道光熱費などを補助するため、月額5,000円の在宅勤務手当を4月から支給。
同社は、2020年8月に中期経営計画「The Road To 2025」を策定しました。その中で、新たな経営理念として「テクノロジーでお金と経済のあり方を変える」というミッションと、「世界を解き放つ」というビジョンを掲げている。
この実現を目指した組織人事戦略の一環として、2021年10月に本社オフィスを「WeWork渋谷スクランブルスクエア」へ移転予定。
これにより、“リモートワークを軸とした新しい働き方”へ本格的に移行することになるという。
同社では2020年4月の緊急事態宣言以降、先が見通せない中の暫定的な対応として、原則在宅勤務や週2日の出社を組み合わせたハイブリッド型の勤務を継続してきた。
しかし、オフィス移転を機に在宅勤務が“恒久化”すると、インターネット通信環境をはじめとした自宅の勤務環境を整えることがこれまで以上に求められる。
それに対する支援として、他社の支給状況や実際にかかる費用などを勘案し、10万円の「在宅勤務支援金」と月額5,000円の「在宅勤務手当」を支給することになったとのことだ。