グローバルアンケートプラットフォームを開発する Syno Japan(以下、Syno)は、市民や観光客が利用した店や施設でアンケートに答えることで、感染症対策チャリティに手軽に寄付できるプロジェクト「Koeerü(コエール)」の実証実験を、鎌倉に拠点を持つ日本茶セレクトショップ「CHABAKKA TEA PARKS」の協力で開始すると発表した。

「Koeerü(コエール)」は、同事業に賛同した宿泊や飲食施設、観光施設に設置したQRコードより、市民や観光客がアンケートに回答し、サービスに対する感想や施設への応援メッセージなどの客の声を施設に届け、さらにアンケートに参加した対価として、1回答あたり50円を感染症対策チャリティに寄付することができる仕組み。

チャリティへの寄付は、アンケートの回答者や施設が負担するのではなく、データの活用機関が個人情報を特定できない匿名の回答結果にアクセスする対価として支払うとのことだ。

<店舗・施設へのメリット>
・参加施設には、自社施設のアンケート結果を可視化するダッシュボードを無料で提供
・自分の店だからこそ聞きたい質問を、利用者の訪問歴に合わせてカスタマイズすることが可能

<アンケート回答者にとってのメリット>
・アンケートに答えることで、いずれかのコロナ支援チャリティーへ寄付が可能
・自分の好きな店に、応援や要望を届けることができる

同社は、アンケートを通じて声を届ける客、声を集める地元企業、声を活用する機関が一体となり、社会に貢献することができる地域一体型VOCプラットフォームを目指すとしている。