ザボディショップは、これまでにない、よりサステナブルで画期的な新ストアコンセプト、「アクティビストワークショップ」を2021年4月9日タカシマヤ ゲートタワーモール(名古屋)の新店オープンする。

ザボディショップでは、「より美しい公正な社会のために立ち向かう」というブランドパーパスのもと、これまでエシカルでサステナブルな製品開発、化粧品の動物実験反対、コミュニティフェアトレードなど、世の中をより良くするための多くの社会活動を実施してきた。

2019年には、社会的、環境的パフォーマンス、透明性や説明責任等の厳しい基準を満たす企業に与えられる、B Corporationも取得。今後のよりサステナブルで再生可能なビジネスの実現に向けて、今回、新ストアコンセプトの「アクティビストワークショップ」を誕生させた。

このオリジナリティ溢れるストアから、訪れる皆さまへわくわくするような特別な時間を届けるという。

新ストアコンセプトの特徴は以下になる。

1. サステナブルなストア素材
引退した東海道新幹線車両の再生アルミを店舗内装に使用。このストアコンセプトでは、ストア素材にもよりこだわっているという。

全世界約3,000店舗あるザボディショップのストアの中でも、日本独自の取り組みとして、東海道旅客鉄道(以下、JR東海)の提供する、引退した東海道新幹線の車両アルミをリサイクルして店舗内装へ活用。役割を終えた素材に新しい命を吹き込むことで、よりサステナブルな店舗内装の開発を実現した。

このJR東海の提供する新幹線再生アルミを店舗内装用建材として使用するのは、JR東海グループ以外で初となる。

これは、環境負荷を減らし資源の有効利用を推進しているJR東海と、多くのサステナブルな活動を実施してきたザボディショップが、地球環境保全の視点で互いに賛同し、今回の取り組みをすることになった。

店舗ではこの新幹線再生アルミを、レジカウンター、ウィンドーフレーム、ハンドクリームコーナーの背面、バックカウンター背面壁等に使用している。

FSC認証を受けた木材の使用
持続可能な森林活用・保全のため、FSC認証の木材や間伐材を使用。特に間伐材は、日本の森林を守るという観点から日本の間伐材で、一部の棚板に使用している。FSC認証の木材は、製品什器や棚板、テーブル什器等に使用しているとのことだ。

グリーン購入法適合品の床材
日本独自の取り組みで、店内の床材には、環境負荷の少ない素材を使った美濃焼のミノアールというタイルを使用している。従来のタイルよりも高い防汚性、防滑性といった相反する機能を保有した特殊なタイルとなる。

店舗イメージ ザボディショップ タカシマヤ ゲートタワーモール店(名古屋)
新幹線再生アルミ使用部分一例 レジカウンター 
新幹線再生アルミ使用部分一例 ハンドクリームコーナー背面

2. 新店として国内初の新リフィルステーション
ザボディショップは、美容製品の消費方法を変え、プラスチック削減の取り組みとして新たな詰め替えサービス「リフィルステーション」をスタート。

ザボディショップでは、まだリフィル(詰め替え)が根付いていない、ブランドが誕生した45年前の1号店で、すでにリフィルサービスを提供していた。

今回改めて、現代にフィットする画期的で手に取りやすい形で利用できる、「リフィルステーション」を全世界で展開している。

専用のアルミボトル(300gサイズ)とポンプを購入をしてもらった上で、人気のボディシャンプー4種(モリンガ、ブリティッシュローズ、ストロベリー、アーモンドミルク&ハニー)、ハンドソープ2種(ティーツリー、シア)の計6種より、好きなものをリフィルで購入できる。

この取り組みは、ブランドの5か年計画の第一歩で、2021年は世界で約400店舗、2022年にはさらに世界の約400店舗でこのリフィルステーションを展開することを予定しているという。

リフィルステーション イメージ
リフィルボトル 550円(税込) リフィルポンプ 165円(税込) 

新ストアコンセプト「アクティビストワークショップ」は、2019年イギリスのボンドストリートのフラッグシップストアから登場しており、世界の17店舗で展開している。(2020年12月末時点)

日本では、さらに日本限定で独自のサステナブルな素材を導入し、展開してい区とのことだ。

2021年4月9日オープンの「ザボディショップ タカシマヤ ゲートタワーモール店」(名古屋)が国内第一号店として誕生。

続いて、4月27日オープンの「ザボディショップ アミュプラザおおいた店」(大分)、4月28オープンの「ザボディショップ アミュプラザ小倉店」(福岡)で導入を予定している。