NTTドコモ(以下、ドコモ)とNTTドコモ・ベンチャーズ(以下、NDV)は、社会課題に対する5Gを活用した新たなソリューションの創出を目的に「docomo 5G DX AWARDS® 2021」を開催する。
なお、2021年度中のソリューション創出をめざし、2021年3月24日からエントリーを開始するとのことだ。
ドコモは、2018年2月に開始した「ドコモ5Gオープンパートナープログラム®」のパートナー数が3,800社を超え、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」での協創を通じ300を超える事例を創出。
5Gの商用化にともない、2021年度末までにパートナー数を5,000社まで広げ、さらなる5Gサービスの拡大をめざしパートナーとの連携を強化していくという。
昨年も実施した本アワードは、大企業だけでなく中小企業やベンチャー企業まで、幅広い企業が保有する特徴的な技術、プロダクト、サービス(以下、アセット)の発掘を推進し、5Gでの新たなソリューション創出に向けた取り組みをさらに加速させるもの。
同アワードでは、昨年の募集テーマから大幅に拡張し、12業界×3つの社会課題(イシュー)の全36テーマを設け、各企業が保有する特徴的なアセットを募集し、5Gサービスの活用意義を審査、表彰する。
同アワードで入賞したアセットについては、協創ソリューションとして「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を通じた早期のサービス化をめざすとのことだ。
同アワードは、1次選考と最終選考の2ステップとなっており、2021年9月に開催予定の最終選考・ファイナリストプレゼンテーションには、選考委員として、ドコモとNDVの関係者に加え、社外有識者としてHEART CATCH 代表取締役/プロデューサー 西村真里子氏、エムテド 代表取締役/アートディレクター/デザイナー 田子學氏が参加予定だという。
ドコモとNDVは、同アワードの取り組みを通して、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」をさらに活性化させ、5Gとシナジーの高いアセットを活用した新たな協創ソリューション創出をめざすとのことだ。
概要は以下の通り。
審査プロセス
【1次選考】
期限までに応募いただいたアセットについて、事務局が選考基準に基づいて書類選考します。
選考期間:2021年8月1日~2021年8月10日
【最終選考】
1次選考を通過したアセットを対象に、2021年9月中旬に開催予定のファイナリストプレゼンテーションにて、選考委員が最優秀アセット、優秀アセット、準優秀アセット2件(以下、入賞アセット)を決定。
選考委員はドコモとNDVの関係者、および社外有識者のHEART CATCH 代表取締役/プロデューサー 西村真里子氏、エムテド 代表取締役/アートディレクター/デザイナー 田子學氏を予定している。
開催日時:2021年9月中旬(別途 特設サイトにて告知予定)
開催場所:渋谷ストリームホール(東京都渋谷区)
【選考基準】
下記5項目を基準として、1次選考、最終選考を実施。
- 革新性・新規性
- 実現性
- 5Gとの親和性
- 活用性
- 市場性
入賞アセットを持つ企業への特典
- 賞金:入賞アセットを持つ企業に賞金を授与。
最優秀賞 賞金100万円
優秀賞 賞金30万円
準優秀賞 賞金10万円×2件 - ドコモとのサービス化検討
ドコモは入賞アセットを持つ企業とともに、入賞アセットの5G活用ソリューションとしての早期のサービス化をめざす。 - ドコモとの共同プロモーションおよびセールスの実施
ドコモは最優秀アセットを持つ企業とともに、ドコモ主催イベントでの「docomo 5G DX AWARDS 2021」最優秀アセットの展示や、ドコモ5Gオープンパートナープログラムにおける積極的な情報発信など、最優秀アセットのプロモーションを実施。また、サービス化したアセットは、全国のドコモ法人営業担当の営業網を活用することが可能。
応募方法(1次選考)
各企業のアセット(技術、プロダクト、サービス)に関する基本情報を記入するエントリーシートを提出した上で、応募期限までに各企業のアセット詳細情報および5Gの活用意義について所定の様式に記載し、提出。