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ビズヒッツは、リモートワークの経験者500人を対象に「リモートワークをしている場所に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化し、発表した。
リモートワークをしている場所1位はリビング
リモートワーク経験者の男女500人に「自宅のどこでリモートワークをしているか」聞いたところ、回答者の半数以上にあたる264人が「リビング」と回答。
2位は「寝室・自室」で、ワンルームで生活・仕事をしている人も含む。
仕事専用の「仕事部屋・書斎」を使っている人も一定数いたが、リビングや寝室に比べると、かなり少ない結果になった。
ほとんどの人が「普段生活している空間」を、ワークスペースとして使っていることがわかったとしている。
リモートワークをきっかけにワークスペースを作った人は24.6%
リモートワークをきっかけに自宅にワークスペースを作ったか質問したところ、「作った」は24.6%と少数派となった。
「以前からワークスペースがあった(15.4%)」と合わせても、きちんとしたワークスペースで仕事をしている人は4割にとどまっていることがわかったという。
現在のワークスペースに満足している人は46.0%
「あなたは現在のワークスペースに満足していますか?」と聞いたところ、「満足」が12.2%、「やや満足」が33.8%で、合わせて46.0%の人が「現在のワークスペースに満足している」という結果になった。
「不満」「やや不満」を合わせた44.8%をわずかに上回った。また、仕事をしている場所別(上位3位)で満足度を比較すると以下の結果になった。
「仕事部屋・書斎」を使っている51人のうち44人が「満足」「やや満足」と答え、満足度は86.3%。
寝室・自室やリビングで仕事している人たちと比べると、「仕事部屋・書斎」の満足度が高いことが判明した。
仕事専用のスペースがあるのが理想
理想とするワークスペースを聞いたところ、「仕事専用のスペースであること」が1位となり、2位は「静か/適度な雑音がある」、3位は「快適な椅子と机がある」、4位は「一人になれる」となった。
1位の仕事専用のスペースと回答した理由は以下の通り。(一部抜粋)
・必要なものをそのままの形で置いておける場所。今は、食事をする度に片付けないといけなくて、急に仕事の確認をしたくてもできない(30代女性)
・1人暮らしの狭い住まいでも、仕事とプライベートのスペースがちゃんと分けられることが理想(50代女性)
2位の静か/適度な雑音があると回答した理由は以下。(一部抜粋)
・オンライン会議なども行いやすいように、外の音をあまり拾わないようなスペースが理想(20代女性)
・自然の音のみが聞こえる空間(30代女性)
・静かで集中出来て、電話で取引先と話すのも邪魔されない環境が理想です(50代男性)
3位の快適な椅子と机があると回答した理由は以下。(一部抜粋)
・今座椅子だけど、できたらデスクとチェアが欲しい(20代女性)
・椅子の座り心地が悪いので、長時間座って疲れない椅子があると良い(40代女性)
<調査概要>
調査対象:リモートワークの経験がある全国の男女
調査日:2021年2月13日~14日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性301人/男性199人)