バンダイおよびBANDAI SPIRITSは2021年4月1日より、不妊治療・出産・子育てに関する支援を拡充すると発表した。
2018年に試験導入した「こうのとり制度」においては、妊娠を望む社員が不妊治療を受けるために1事業年度内で最大365日まで取得可能な「こうのとり休暇」を実施していたという。
今回、年間20万円を限度に合計60万円までの治療費補助金「こうのとり支援金」を新たに支給。
また「出産・子育て支援金」を増額し、第1子、または第2子が誕生した際に各30万円、第3子目以降は子1人につき300万円を支給することを新たに定めたとのことだ。
【各制度内容の新旧比較】
①こうのとり制度
<旧>妊娠を望む社員は、1か月以上最大365日の休暇取得が可能
<新>妊娠を望む社員は、1か月以上最大365日の休暇取得が可能
年間20万円を限度に、合計60万円上限で治療費補助
②出産・子育て支援金
<旧>第1子、または第2子が誕生した際に各20万円、第3子以降は200万円を支給
<新>第1子、または第2子が誕生した際に各30万円、第3子以降は300万円を支給
また、社員がそれぞれのライフステージでこれらの制度をより利用しやすくなるよう、従来のファミリー関連の休暇・支援制度と合わせ、『ファミリーフレンドリープラン』として運用。
バンダイ・BANDAI SPIRITSは、「楽しいときを創る」という「魂」を社員一同で共有しながら、それぞれが「異なる才能」を発揮してほしいという意味の「同魂異才」を人材ポリシーとして掲げており、社員のプライベートを尊重することはその実現において不可欠な要素だと考えているという。
今後も、社員一人一人の仕事と家庭を両立させるため、ライフステージに合わせた支援制度を積極的に取り入れていくとのことだ。