JAL、本邦航空会社初 空港内の自動チェックイン機、自動手荷物預け機のタッチパネルを非接触化

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JALは、本邦航空会社初、空港内の自動チェックイン機、自動手荷物預け機のタッチパネルを非接触化すると発表した。

JALは現在、「JAL SMART AIRPORT」の取り組みとしてすべてのユーザーに安全・安心な空の旅を届けるよう、新型コロナウイルス感染症予防対策の取り組みを実施している。

JAL SMART AIRPORTは、ITの活用によるきめ細やかなヒューマンサービス、最新技術の活用による効率的で快適なセルフサービス、衛生・清潔への取り組みにより提供するJALの新しい空港であるとのことだ。

1. 自動チェックイン機、自動手荷物預け機のタッチパネル非接触化

概要
空港内の自動チェックイン機、自動手荷物預け機にタッチレスセンサを取り付けることで、操作画面に直接触れることなく、搭乗手続きや手荷物タグの発行ができるという。

タッチレスセンサから出る赤外線により、ユーザーは画面に触れることなく機器を操作することができる。

導入時期・場所について
●3月22日以降羽田空港国内線の自動チェックイン機・自動手荷物預け機に順次展開
●4月以降札幌(新千歳)、大阪(伊丹)、福岡、沖縄(那覇)空港に展開予定

2. 空港内の抗ウイルス・抗菌コーティングの展開について

ユーザーが直接手を触れるチェックインカウンターや機器、車両などへの抗ウイルス・抗菌のコーティングを順次進めている。使用するコーティング液は皮膚への刺激性も少なく安全性が高く、コーティング加工面において、3~5年にわたって特定のウイルスを99.9%減少させる効果が確認されているとのことだ。

この加工技術はJALグランドサービスとJALスカイエアポート沖縄のスタッフが習得しており、早期に全国空港へ展開することを目指しているという。

3. 空港での安全・安心の取り組みについて

ユーザーに安全・安心に利用してもらうため、JALでは空港で以下の取り組みを徹底して行っているという。ユーザーと共に常に衛生的で清潔な環境を作り、安心できる空の旅を提供していくとのことだ。

4. JAL SMART AIRPORTの今後の展開について

現在以下のスケジュールで展開を予定。

2021年  夏  札幌(新千歳)空港へ展開
2021年  冬  大阪(伊丹)空港へ展開
2021年  冬  沖縄(那覇)空港へ展開
2022年  春  福岡空港へ展開

JALは今後も、最新のテクノロジーを駆使し、空港や機内などさまざまなシーンにおいて、衛生的で清潔な環境でユーザーを迎えるための取り組みを強化し、安全・安心なサービスの提供に努めていくとのことだ。

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