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通信回線やスマホなどのインフラをWeb上にて提供するALL CONNECT(以下、オールコネクト)は、全国の20歳~59歳の男女を対象に、新生活のタイミングで見直しを行いたい家計の固定費に関する調査を実施し、その結果を発表した。
家計の中で高いと感じる固定費は、スマホ通信費がトップで、電気代、ネット回線通信費も上位に
今回実施したSCR調査対象者(N=19,054ss)に対し、「家計の中で高いと感じる固定費」に関する質問を行ったところ、「スマートフォン・携帯電話通信費」(50.6%)、「電気代」(46.9%)、「インターネット回線通信費」(43.0%)が上位に上がる結果となった。
また、「家計の中で見直したい固定費」に関する質問を行ったところ、「スマートフォン・携帯電話通信費」(47.5%)、「インターネット回線通信費」(39.8%)といった結果に。
「インターネット回線通信費」が、「家計の中で高いと感じる固定費」でランクインしていた「電気代」よりも上位にランクインする結果となり、“通信費”に対して多くの関心が集まっていることが明らかになった。
「インターネット回線通信費」の見直しをしたいと思っているものの、約9割が「すぐに行動に移す予定なし」
一方で、「インターネット回線通信費」の見直しを行いたいと思っている(N=7,574)に対して、すぐにでも見直したい、実際に行動を起こしているか質問したところ、9割は「すぐには行動を移す予定はない」と回答。
解約金や初期費用の追加費用という見えない支出が、見直し行動の足かせに
インターネット回線いずれか契約意向者かつ行動していない(N=980)に対して、見直したいが、行動は起こしていない理由を質問したところ、4割は解約費用の発生を、3割は乗り換えに伴う初期費用の発生を懸念していることが明らかとなった。
見直すために追加費用が発生するような見えない支出が、見直し行動の足かせになっていることがわかったという。
インターネット回線を契約する際のきっかけは、更新時期が最も多くネット選択時期の限定化が明らかに
インターネット回線見直し意向者(N=1,000)に対して、回線契約時のきっかけを質問したところ、更新のタイミングが最も多い結果に。
違約金の発生を避けるために更新のタイミングで再契約をはかる、という消費者行動と推察でき、業界主導の契約形態によりネット選択時期が限定化されていると考えられるという。
また、引っ越しなど生活環境の変化も上位となり春の新生活に向けて、より一層インターネット回線のクリーンな契約の定着が期待されるとのことだ。
調査手法 :インターネット定量調査
調査対象者:サンプル数:SCR調査20,000ss (除外職業を除く有効サンプル数:19,054s)
本調査1,000ss
※SCR調査を性年代人口構成比に準じて回収。調査は各セル250sにて均等回収。
ターゲット構成比に準じて調査ではWB集計を実施。
設問数 :SCR7問/調査10問
条件 :・日本全国に在住の20~59歳男女
・現在インターネット回線新規契約または乗り換え意向者
調査日程 :SCR/本調査(分離型):SCR/2021年2月18日~2月19日
:本調査/ 2021年2月19日~2月21日
調査機関 :マクロミル
<参照元>
ALL CONNECT『見直しを行いたい家計の固定費」に関する調査結果を公開。「スマホ通信費」「ネット回線通信費」がTOP2、通信費の節約意識の高さが明らかに。
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