パナソニックは、東京2020大会が開催される8月の2021年8月23日に開催予定の、第一回「SPORTS CHANGE MAKERS」最終プレゼンテーションに向けて、「SPORTS CHANGE MAKERS プレイベント」を2021年3月9日に開催した。

「SPORTS CHANGE MAKERS プレイベント」では、意欲と才能に溢れる学生たちのアイデアと情熱が、実際の会場にいない参加者にもリアルとバーチャルの壁を越えて伝えられるようなイベントづくりを目指し、今回「Mirror Field」を開発、リアルの参加者とオンライン上の参加者が、隣にいるように感じられる仮想空間を用いたイベント形式に挑戦したという。

なお、2021年8月に予定している最終プレゼンテーションでも「Mirror Field」を用いたイベントを予定しているという。

SPORTS CHANGE MAKERSとは、国際オリンピック委員会(IOC)・国際パラリンピック委員会(IPC)の協力のもと、2019年9月から募集を開始し、東京2020延期決定後も継続してきた取り組み。

「GOING BEYOND BARRIERS」のテーマのもと、将来のオリンピック・パラリンピック開催予定の4都市(日本・東京/中国・北京/仏国・パリ/米国・LA)で学生を対象に予選会を開催。

パナソニックのオリンピックとパラリンピックのスポンサーカテゴリーである映像・音響機器を使って「スポーツとテクノロジーで、壁を超えるアイデア」を募集し、厳選なる選考を経て、2020年1月に代表チーム(各地域1組ずつ)を選出。

代表チームは、オリンピック・パラリンピック関係団体(IOC・IPC・パリ2024組織委員会等)に対して公式プレゼンテーションを行う予定とのことだ。

パナソニックはプロジェクトを通じ、今後のオリンピック、パラリンピックへのアイデア採用と実装を目指す学生の夢をサポートしていくとしている。