THE NORTH FACE、マタニティライン初の男女兼用のレインコートを4月中旬から販売

ゴールドウインが展開するブランド「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」は、2019年10月から女性向けに妊娠中や産後も快適に着ることができる機能的なマタニティウェアを販売している。

今春はマタニティライン初の男女兼用のレインコート「MTY Pickapack Rain Coat(MTY ピッカパックレインコート)」を4月中旬から順次、全国の「THE NORTH FACE」直営店、取扱店およびブランドオフィシャルオンラインストアで販売すると発表した。

「MTY Pickapack Rain Coat(MTY ピッカパックレインコート)」は、本体とベビーカバーがセットとなっており、本体の前面に配したファスナーにベビーカバーを連結することで“抱っこ”に、背面に配したファスナーと連結することで“おんぶ”に対応が可能な男女兼用のレインコート。

ベビーカバー
左:抱っこ
右:おんぶ

日常における雨のシーンや雨天時のテント設営などアウトドアのシーンで子どもが濡れにくく、快適に過ごせるように素材選定および設計がされているという。

防水透湿性に加え、通気性があるHYVENT®素材を採用し、衣服内の蒸れを軽減。また、通園、アウトドアシーンでの男性の着用を想定した身幅を確保しており、妊娠中の女性もゆとりをもった着用が可能であるとのことだ。

本体と連結するベビーカバーには、EVA素材のウィンドウが配置されており、採光を可能にすると共に子どもの様子が確認できる設計。

ベビーカバーのファスナー脇にはリフレクトテープを配置しており、雨天時や夜間の視認性を向上。

また、フード未使用時には襟の中に収納できるビルトインフードになっているなど、「THE NORTH FACE」が長年アウトドア製品の開発で培ってきた機能を取り入れており、産前産後にわたり様々なシーンで使用することができるとのことだ。

2018年から「THE NORTH FACE」が世界各国で展開しているキャンペーンは「#SHEMOVESMOUNTAINS」をテーマとしており、女性の挑戦や冒険を応援するメッセージを発信している。

日本国内では、2019年秋冬シーズンから同テーマに加え、「私が動けば世界が動く」という日本独自のステートメントを掲げ、女性の多様な生き方を共有することで、より多くの女性に挑戦や冒険を楽しんでほしいというメッセージを発信しているという。

マタニティウェアの開発もこの取り組みの一環として位置づけており、既にアウトドアに親しみがあり「THE NORTH FACE」を認知している人から、出産をきっかけにアウトドアにチャレンジしたいと思っている女性まで、新しい挑戦を続けていく女性をサポートしていくとしている。

「THE NORTH FACE」のマタニティウェアは、妊娠中の限られた期間だけではなく、産後も子どもと一緒にアウトドアフィールドで着用できるように素材の選定や設計を行っている。

今回の「MTY Pickapack Rain Coat」が、マタニティラインでは初となるユニセックスの展開となる背景には、「妊娠」、「出産」は女性特有のものであるが、産後の子育てについては男性、女性に関わらず行うものであるという考えがあり、マタニティの企画が始まった当初から将来的な展開の構想があったという。

今後も、男性、女性という枠組みにとらわれず、小さな子どもを連れてアウトドアを楽しみたいと考える家族をサポートできる製品の開発を行っていくとしている。

■MTY Pickapack Rain Coat (MTY ピッカパックレインコート) ユニセックス
品番: NPM12110
価格: 49,500円(税込)
カラー: ブラック(K)、ユーティリティブラウン(UB)
サイズ: S、M、L
素材: Breathable Mechanical Stretch Nylon HYVENT®(3層)
表側:ナイロン100%
中間層:ポリウレタンラミネーション
裏側:ナイロン100%

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