9割弱が「副業をしていない」と回答 昨年から変動なし パーソルP&T調べ

総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー(以下、パーソルP&T)は、全国の会社員800名を対象に「副業/複業の潜在ニーズに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。

今回の調査結果では、現在副業をしている人10.9%に対し、副業をしていない人は89.1%であることがわかった。

昨年の調査と比較して、副業の実施率に大きな変動はなかったという。

「副業をしたい理由」については、「本業以外の収入を得たい」が圧倒的に多く、次いで「自分のキャリアを広げたい」「人脈を広げたい」「スキルを活かしたい」といった、自身のキャリア開発への意識の高さが読み取れる。

「副業は自身のキャリア開発につながると思いますか」の問いに対し、副業実施者では68.6%が、「とてもそう思う」、「ややそう思う」と回答。

副業がキャリア開発に繋がると実感している割合が高いことが分かった。

副業を実施する際にどのような支援があれば、課題が解決できるかについては「会社が副業を認めてくれる」が最も高く、次いで「税金等のお金に関する情報提供」と続いた(複数回答可)。

副業を実施する際にどのような課題が生じるかを聞いたところ、「時間の調整が難しい」「税金やお金に関する知識が弱い」「自身の健康管理」という回答が多い結果でした。(複数回答可)。

「副業/複業の潜在ニーズに関する意識調査」概要
調査期間:2020年12月24日~12月28日
調査方法:インターネット定量調査
調査対象:男女・20~59歳・現在の職業が会社員(勤務先の従業員数が300人以上)で、役職が部長、課長・係長・主任・一般社員クラスの800名(副業実施者400名、副業未実施者400名)

<参照元>
パーソルプロセス&テクノロジー『タ[2021年最新]副業/複業の潜在ニーズに関する意識調査。副業許可や税金、お金に関する情報提供を求める声多く、企業支援のニーズ高まる

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