ワークマンは、なんばCITY南館の「#ワークマン女子」関西1号店を4月2日に開店すると発表した。併せて同店にて3月31日と4月1日にTV、新聞、専門誌、業界紙、同社アンバサダーと一般インフルエンサー向けに21年春夏新製品の発表会を行うことを発表した。
なんばCITYに「#ワークマン女子」が関西初出店
なんばCITY店は「#ワークマン女子」関西1号店。店舗は南海なんば駅南口の改札口から直進して徒歩1分の分かりやすい場所にあるという。
御堂筋線や近鉄からは なんばCITY北館の地下を通り抜けて、南館に入って2階に上がる5~7分程度の距離。同店は駅ビル内の一等地のため、初年度は全国902店中でNo.1になる6億円の売上を「努力目標」(ノルマのない会社なので)にしているとのことだ。
なお、同店の前人気は非常に高いため、開店時には入場整理券を発行する見込みであるとしている。
大阪は女性売場をしっかり確保した「WORKMAN Plus」の人気が全国でも抜群で、既存店に対してのPlus店比率が高い地域であるという。
WORKMAN Plusの関西1号店の「ららぽーと甲子園店」は坪当たりの売上は全国トップ。「#ワークマン女子」はPlus店以上の勢いがあるため、なんばCITY店は甲子園店の坪売上記録を大幅に更新しそうとのことだ。
関東では昨年10月に開店した1号店の桜木町駅前店に続き、今月19日にはとうきょうスカイツリー駅東口改札から10歩の「東京ソラマチ」、さらに「川崎駅前」・「千住大橋駅前」店を5月中旬までに出店して計5店体制となる。
なお、毎年関東・関西で6店程度を出店する計画であるとし、「#ワークマン女子」路面店は6月の千葉の南柏店を皮切りに、10年で400店舗まで増やす予定。
「#ワークマン女子」店で販売する製品は全てワークマン既存店とWORKMAN Plus店にあり、女子店は女性売場を拡大して前面に出しているだけであるとのことだ。
ワークマンは、経営が製品開発に口を挟むことを止めて、製品開発を担当者に100%任せるようになって以来、イノベーティブで 「面白い」 製品が続々に生まれているという。
初年度はリスクを避け、やや弱気(5万~40万着)に生産して必ず売り切れるようにし、2年目からは担当者の手を離れて、社内のデータサイエンティストが精度の高い統計的な需要予測により生産量を決定。
PB品は平均5年継続販売するため、季節品が在庫になっても翌年も定価で販売できるようにしているとのことだ。
ワークマンの競争力は、競合先が5年間追い付けない「高機能とダントツ価格」に拘ったPB製品。ユーザーのニーズを集約する有力アンバサダーの提案をほぼ「丸呑み」して開発しているため、共同開発製品の失敗は1件もないという。
21年春夏で話題になりそうな主な新製品
発表会では各製品の開発者から機能と開発の動機についての説明がある。
また、今回、アンバサダーと共同開発した新製品は41品目あるという。
- 着るエナジードリンク(疲れが軽減される医療機器認定済のシャツ)
- 持続する冷感ウェア(通常は着た時だけ)
- 着る網戸
山での防虫対策が必要な猟師のアンバサダーNozomiさんとの共同開発 - 履くだけで前に進む靴
1.世の中にない「驚き」の新機能
2.変身系ウェア
- ジャケットに変身する空調ウェア
- スーツに変身する作業服
ファッションアナリスト(著作あり)で専業主夫でもあるアンバサダーの山田耕史さんとの共同開発品
3.ありそうでなかった新製品
- ペットの毛がつきにくいパンツ、ショートパンツ、ジャケット
ドッグトレーナーと出張トリマーであるアンバサダーの酒匂優海さんとの共同開発品 - 着ている感覚ゼロの空気シャツ
- 全力で走れるサンダル
- マスク収納ポケット付きTシャツ(抗菌・抗ウィルスポケット)
4.女性向け製品も拡充!タフかわウェア
- ポシェットに変身するアノラック
- 外でも家でもリラックスできるUV加工ワンピースや撥水ガウチョパンツ
さらに今回、#ワークマン女子なんばCITY店では、2月28日に開催された『東京ガールズコレクション』初出展を記念し、店舗インスタグラムをフォローしたユーザーに「記念ロゴバッジ」をプレゼント(1,000個限定)。