ユニクロは、ニューヨークを拠点に活動するファッションデザイナーハナ・タジマとのコレクション「HANA TAJIMA FOR UNIQLO」にて、女性たち一人ひとりの生活の変化に適応するような、日常に寄り添ったコレクションを発売すると発表した。
生活環境の変化によって、日常のあらゆるものの境界線が曖昧になりつつある現在、服の役割も社会の寛容と成熟によって、型にはまったスタイルから、生活のどのシーンにもアクセスが可能なものへと変わりつつある。
今シーズンのコレクションは、そんな新しい生活様式に沿いながら、より快適に過ごすためのウェアをラインナップしているという。
ほどよいハリ感としなやかな落ち感を同時に実現したレーヨンリネンは、ボトムスからアウターまで幅広く展開。身体に美しく沿うアンクルパンツとフレアシルエットがフェミニンな印象のサマードレスには、波のような表面が涼やかなシアサッカーを採用。
凝ったディテールでエレガンスを際立たせたブラウスは、ソフトな透け感を持つ上品な輝きが今年らしい印象に。
そして、コレクションのアイコンとなる柄は、柔らかな線で描いた幾何学模様。有機的な線と色合いで、素材のテクスチャーを表現しているという。
ハナ・タジマ氏は以下のようにコメントしている。
「私たちが身に纏うものは、自分自身に特別な部分が存在する事を気づかせてくれます。現在の日常生活ではオンとオフの境目がなくなり、たくさんの出来事が同じ場所で起きるため、日々がより窮屈なものになっています。
今回のコレクションでは、着心地の良さとシンプルさを通して、着る人が解放感を感じられるような服を作りたいと思いました。
私たちが自分自身の中の多様性を謳歌できるように、そしてその中で自分らしさを取り戻すことができるように。」