養命酒製造は、食品ロス削減と物流効率化を目的として、一部商品の賞味期限表示を「年月日」から「年月」へ順次変更し、あわせて賞味期間を12ヵ月から13ヵ月へ1ヵ月延長すると発表した。

「食品ロス」は世界的な問題となっており、サプライチェーン全体での対策が求められているという。

賞味期限表示を「年月日」から「年月」へ変更することによって、賞味期限日ごとの商品管理による食品ロス量の低減とともに、同じく社会的課題である物流業務および作業の効率化による環境負荷低減が見込まれるとしている。

変更内容は以下の通り。

・「年月」表示の対象商品と移行スケジュール

3月以降製造分から変更になる商品は「食べる前のうるる酢 Beauty アサイー×カシス」「食べる前のうるる酢 Beauty 桃」「食べる前のうるる酢 Beauty マスカット×アロエ」「養命酒製造 甘酒」「塩とピンクグレープフルーツ」。

5月以降製造分から変更になる商品は「生姜黒酢」「黒豆黒酢」「高麗人参黒酢」。

製造日2021年3月4日の場合、表示例は以下のようになる。この場合の賞味期限は 2022年3月末日。

同社は今後も賞味期限表示の見直しおよび賞味期間の延長を検討し、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。