ファミマ、中高生に「SDGs」の出前授業 第1回は石巻の高校 セーブ・ザ・チルドレンと協力

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ファミリーマートと公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、セーブ・ザ・チルドレン)は、次世代育成のための取り組みの一つとして、中高生を対象に、SDGsをテーマにしたオンライン出前授業「『いま、私たちにできることを考えよう』SDGsオンライン教室」を開始すると発表した。

第1回目は、石巻市立桜坂高校にて、3月18日に開催される。

ファミリーマートでは、これまでも、企業としての取り組みの紹介や職業体験などを中心とした出前授業を、主に小学生から高校生を対象に開催してきたという。

2020年度は、コロナ禍の影響で開催が困難な状況があったものの、全32回を開催。

また、セーブ・ザ・チルドレンも、ファミリーマートの支援を受け、「先生・ファシリテーターのためのSDGs 学習のための教材」を開発し、全国のこどもたちを対象に、SDGsについて学ぶための講演会やワークショップを開催してきたとのことだ。

2015年に国連で採択されたSDGsについては、昨今、中学・高校を中心に授業実施のニーズが高まっており、教材や学習方法のサポートが必要な学校も多く見られ、また、コロナ禍で対面での講演会や体験学習の機会が減っており、これに代わる学習機会も求められているという。

ファミリーマートとセーブ・ザ・チルドレンは、企業とNGOそれぞれの強みを基にSDGs 達成に向けて日頃より連携していることを活かし、こうしたニーズに応えるため、今回の協働でのオンライン授業を企画。

授業の企画にあたっては、早稲田大学系属早稲田佐賀中学校が協力をし、2021年2月にトライアル版を実施しているとのことだ。

授業では、ファミリーマートとセーブ・ザ・チルドレンの両者が講師を務め、SDGsの基本理念や、SDGs達成のための取り組み事例紹介のほか、SDGs目標達成の担い手となる中高生に、身近な話題から具体的な取り組みを考えるグループワークなども実施する。

今年は、東日本大震災から10年となる節目の年であることから、震災の影響を受けた東北地方の学校にて第1回目を開催することとなったという。

今後も、全国の学校からの要望等に基づき、取り組みを継続していく方針を示している。

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