ファーストリテイリンググループのブランドであるユニクロとジーユーは、総額表示に関する特別措置法が3月31日で終了するのに先駆け、3月12日から、すべての商品価格を総額表示に変更し、これまでの商品本体価格を、そのまま消費税込みの価格にすることにしたと発表した。
なお、現在の価格と比較して、約9%おトクな価格になるとのことだ。
タグやオンラインストアに表示される商品価格は、すべて消費税込みの価格で、表示金額をそのまま支払うことで、余分な計算なく、買い物することができるようになる。
ファーストリテイリンググループは、人々の生活をより豊かに、より快適に変えていく究極の普段着“LifeWear”をコンセプトとして掲げている。
新型コロナウイルス感染症により、多くの人がこれまで経験したことのない苦しい思いをしている中でも、ユニクロをはじめとするファーストリテイリンググループの服を買い求め、同社を支えているということを、改めて実感したとのことだ。
今後も、利用者の毎日の生活に寄り添い、生活になくてはならない服、“LifeWear”であり続けるために、同社は、利用者の求めやすい価格で販売していくとしている。
ファーストリテイリングの代表取締役会長兼社長 柳井正氏は、以下の通り述べている。
「私たちは、できるだけ多くの商品の価格をそのままに、消費税込みのお求めやすい価格で販売し、お客様の生活に寄りそっていきたいと思います。これからもLifeWearをご提供し、服の領域で社会を支えるインフラ企業になりたいと思っています。これが我々の使命であり、存在意義です」