LINEは、同社が提供するスマートフォン時代のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において提供している、簡単・スピーディーに調査が可能なライトコースで、事前に調査対象者を絞り込める「1問スクリーニング」機能の提供を開始したと発表した。

LINEでは、同社が保有する約540万人という国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とし、LINEユーザー8,600万人にも潜在的にリーチが可能な、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営している。

LINEリサーチではこれまで、同プラットフォームの認知向上に努めるとともに、LINEのユーザー規模と特性を生かし、多様なニーズに対する効果的な調査を可能にするソリューションの拡充を進めている。

LINEリサーチの「ライトコース」は、手軽に、早く、リーズナブルな価格でLINE上でアンケートが実施できるセルフ型コース。

スマホユーザーに対して人口比率でデータを回収することもできるため、調査結果として得られる質も高く、企業のマーケティング戦略の判断材料の一つとしても活用可能。

LINEリサーチでは、企業が自社のニーズに合ったきめ細かな調査を実施できるように、「ライトコース」のターゲットオプションの追加や、「Tableau」を活用した自動集計・分析機能の提供*4など、継続的に「ライトコース」の機能拡充を行ってきた。

今回「ライトコース」に新たに「1問スクリーニング」機能が追加された。この機能を活用することで、企業は現在「ライトコース」が提供している「基本属性/ターゲットオプション(学生区分/たばこ/子供の有無など8ターゲットから選択可能)」では対応していない、オリジナルの条件で1問分のスクリーニング調査を行い、任意の調査対象者の絞り込みができるという。

通常の「ライトコース」ではターゲットの回答が数十人しか回収できない場合でも、同機能で調査を行いたい対象を事前に絞り込んで配信できるため、企業は条件に合った対象者からより効率的に結果データを収集できるとのことだ。

「1問スクリーニング」機能の活用イメージは以下になる。

「ほぼ毎日料理をする男性」を対象に、ネットスーパーの利用実態を調査したいという場合
・「1問スクリーニング」機能で「ほぼ毎日料理をする20-50代の男性」を抽出
・抽出された「ほぼ毎日料理をする20-50代の男性」に対して、同調査を実施

LINEでは、今後も様々なメニュー提供やプラットフォームの改善を継続的に実現することで、企業とユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供し、コミュニケーションインフラとして多様な活用の可能性を広げていくとのことだ。