エイベックス、YouTubeやSpotifyでアーティストの公式グッズ販売を開始 プラットフォーム「MD-SASS」の提供も開始

エイベックス・デジタルは、YouTube公式アーティストチャンネルとSpotifyのアーティスト・プロフィールページで、アーティスト公式グッズの販売を開始すると発表した。

また、国内アーティストや事業者向けに、同社が独自開発したYouTubeとSpotifyで公式グッズを販売できるプラットフォーム「MD-SASS(読み:エムディーサス)」の提供を開始。

これにより、世界中のユーザーはYouTubeとSpotifyで、動画や音楽を楽しみながら、同サービスを利用する国内アーティストの公式グッズの購入が可能になるとのことだ。

現在、動画共有サービスや、定額制音楽・映像配信サービスなどのデジタル・プラットフォームの発展に伴い、映像・音楽コンテンツのボーダーレス化が進んでいる。

また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、ユーザーとのリアルな接点が制限される中でデジタル・シフトはさらに加速し、デジタル・プラットフォームの重要性はこれまで以上に高まっているとのことだ。

今回、同社は、世界を代表するアーティストが利用する世界最大級のアーティストグッズ販売プラットフォーム「MERCHBAR(読み:マーチバー)」と日本初のシステム提携を実施。

世界150か国以上に配送可能な物流代行サービス「NEOlogi(読み:ネオロジ)」を活用し、YouTubeとSpotifyでアーティスト公式グッズの販売を開始するという。

これにより、アーティスト公式グッズを国内のユーザーだけではなく、海外にも届けやすくなるとしている。

また、同社は、同システムを活用し、YouTubeとSpotifyにおけるアーティスト公式グッズの掲載・販売から、海外配送まで実現するプラットフォーム「MD-SASS」を独自開発したという。

国内アーティストや事業者は、同社が提供する「MD-SASS」を導入して商品登録と在庫手配を行うだけで、世界中のユーザーに公式グッズの販売が可能になるとのことだ。

同社は、今回の取り組みを通じて、エイベックス所属・契約アーティストだけではなく、幅広い国内アーティストの公式グッズを世界中に届けることを目指すとしている。

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