ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)は、副業マッチングサービス「Yahoo!副業(ベータ版)」を提供し、先行登録の受付を開始したと発表した。

ユーザーは先行登録を行うことで、5月上旬以降に求人が掲載される予定の企業情報をメールで受け取ることができるとしている。

昨今、新型コロナウイルスの影響で、社会の新常態(ニューノーマル)を見据えた“新しい働き方”が広がっている。

副業を行っている人の割合は、2017年には4.0%であった(※1)が、2020年には9.7%(※2)となり、副業を行う人が増えてきていることがわかっているという。

Yahoo! JAPANでも、2020年7月に約100名の副業人材(ギグパートナー)の募集を発表したところ、応募人数は4,500人を超え、副業に対する関心の高さを示す結果となった。

また、Yahoo! JAPANがギグパートナーに就任した人を対象に行ったアンケートによると、回答者の85%がYahoo! JAPANでの副業にポジティブな回答をしていることがわかったとしている。

Yahoo! JAPANは、自社への副業人材の受け入れに加え、より多くの方が副業を始めるきっかけを提供すべく、「Yahoo!副業(ベータ版)」の提供を開始。

「Yahoo!副業(ベータ版)」では、Yahoo! JAPANの他に、PayPayなどのZHDグループ企業など、5月上旬から求人を掲載する企業を一覧で確認できる。

また、先行登録を行ったユーザーは、今後求人が掲載される予定の企業情報をメールで受け取ることが可能。さらに、5月上旬以降、実際に求人が掲載された際にもメールで通知されるため、先行登録をしたユーザーはいち早く求人情報を確認できるとしている。

※1:総務省統計局 就業構造基本調査(平成29年版)(外部リンク)
※2:厚生労働省 第132回労働政策審議会安全衛生分科会資料