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ワークマンは3月17日と18日にTV、新聞、専門誌、業界紙とアンバサダー向けに21年春夏新製品の発表会を行うと発表した。
場所は東京ソラマチの「#ワークマン女子」都内1号店で、同店の内覧会も兼ねるという。
ワークマンは経営が製品開発に口を挟むことを止めて、製品開発を担当者に100%任せるようになって以来、イノベーティブで 「面白い」 製品が続々に生まれている。
初年度はリスクを避けて、やや弱気(5万~40万着)に生産して必ず売り切れるようにしている。
2年目からは担当者の手を離れて、社内のデータサイエンティストによる精度の高い統計的な需要予測により生産量を決定する。
PB品は平均5年継続販売するため、季節品が在庫になっても翌年も定価で販売できるようにしているとのことだ。
ワークマンの競争力は「圧倒的な機能とダントツの価格」に拘る製品。ユーザーの要望を集約する有力アンバサダーの提案をほぼ「丸呑み」して開発しているため、共同開発PB製品の失敗は1件もないという。
21年春夏で話題になりそうな主な新製品は下記となる。
1.世の中にない「驚き」の新機能
①着るエナジードリンク(疲れが軽減される医療機器認定済のシャツ)
②持続する冷感ウェア(通常は着た時だけ)
③着る網戸
山での防虫対策が必要な猟師のアンバサダーNozomiさんとの共同開発
④履くだけで前に進む靴
2.得意な変身系ウェア
①ジャケットに変身する空調ウェア
②スーツに変身する作業服
ファッションアナリスト(著作あり)で専業主夫でもあるアンバサダーの山田耕史さんとの共同開発品
3.ありそうでなかった新製品
①ペットの毛がつきにくいパンツ、ショートパンツ、ジャケット
ドッグトレーナーと出張トリマーであるアンバサダーの酒匂優海さんとの共同開発品
②着ている感覚ゼロの空気シャツ
③全力で走れるサンダル
④マスク収納ポケット付きTシャツ(抗菌・抗ウィルスポケット)
4.女性向け製品も拡充。タフかわウェア
① ポシェットに変身するアノラック
② 外でも家でもリラックスできるUV加工ワンピースや撥水ガウチョパンツ
「#ワークマン女子」 東京ソラマチ店は都内初出店。店舗はモール外から直接入店できる「ステーション・ストリート」の1階にあり、特急も停車するとうきょうスカイツリー駅の東口改札からは約「10歩」の距離。
同店は人気の東京ソラマチの1階店舗という好条件のため、初年度は6億円の売上をめざすという。同店の前人気が高いため開店後は当面の間、入場整理券を発行する見込みとのことだ。
今後「#ワークマン女子」店は、4月2日に駅ビルのなんばCITYに関西1号店、4月16日に川崎駅前ルフロンに神奈川2号店、5月中旬に千住大橋駅前のポンテポルタ千住に東京2号店を出店する。
「#ワークマン女子」店は昨年10月に開店した1号店の桜木町コレットマーレ店を含めて、計5店舗になる。
今後も大都市のターミナル駅付近のショッピングモールに「#ワークマン女子」を年間6店程度出店していくとのことだ。
また、6月には初の路面店「#ワークマン女子」南柏店を出店する。
以降、地方の中核都市で路面店の展開を加速していくとのことだ。