日本赤十字社は「ACTION!防災・減災―命のために今うごく―」の一環として、2021年3月1日から3月31日まで、Twitter上で「#あなたの備えがみんなの備えに」キャンペーンを実施すると発表した。
災害への備えをツイートもしくはRT(リツイート)するだけで、1ツイートもしくはRTにつき100円が賛同企業から日本赤十字社の防災・減災をはじめとする活動に寄付されるとのことだ。
Twitter上で開催「#あなたの備えがみんなの備えに」キャンペーン
日本赤十字社は、ひとりでも多くの命を救うため、人々と共に災害に備えるためのプロジェクト「ACTION!防災・減災―命のために今うごく―」の第一弾として、みんなで防災について考える「#あなたの備えがみんなの備えに」キャンペーンをTwitter上で実施。
同キャンペーンは、防災・減災へのアクションとして家庭や職場で取り組んでいる“災害への備え”を「#あなたの備えがみんなの備えに」をつけてTwitterに投稿するキャンペーン。
#(ハッシュタグ)を追うことで、みんなのツイートから自分が知らない備えやアイデアを学ぶこともできるという。
また、ライフスタイルが多様化する中、みんなのツイートから防災に対する考えや必要な防災の準備方法を見て、自分の備えに活かしてみることも可能であるとのことだ。
同キャンペーンに参加すると、1ツイートもしくはRTにつき100円が賛同企業から日本赤十字社の防災・減災をはじめとする活動に寄付される。なお、寄付される金額には上限があるとしている。
<キャンペーン概要>
・キャンペーン実施期間:2021年3月1日~3月31日
・参加方法:
- 自分の災害への備えを写真やテキストにし、「#あなたの備えがみんなの備えに」のハッシュタグをつけてTwitterに投稿
- 「#あなたの備えがみんなの備えに」のハッシュタグがついた投稿をRTするだけでも参加可能。
なお、引用RTする際は「#あなたの備えがみんなの備えに」のハッシュタグを忘れずに記載。 - 投稿内容は、テキストや写真のみでもOK
- 期間中は何度でもツイート可能
- 参加は無料
新プロジェクト「ACTION!防災・減災―命のために今うごく―」実施の背景
日本各地では毎年のように災害が起こり大きな被害をもたらしている。日本赤十字社が行った調査によると、災害への備えを行っている人の割合は約5割しかいなく、未だに2人に1人は何の備えもないまま災害を迎えてしまう状況ということが判明したという。
さらに、新型コロナウイルス禍においては、災害に対する備えだけでなく感染症への対策も求められ、自分や家族を守るための備えや行動が一層必要となっている。
私たち日本赤十字社は、一人ひとりの防災意識が高まり、地域の防災力が向上すれば、災害で失われる命を減らすことができると考えているとのことだ。
そのような背景から新たなプロジェクト「ACTION!防災・減災―命のために今うごく―」を立ち上げ。
未来に目を向けて、“災害への備え”の大切さについて一緒に考えることで、命を救う具体的な行動(ACTION)を起こすきっかけづくりを目指しているとしている。
「ACTION!防災・減災―命のために今うごく―」プロジェクト特設サイト
正しい防災の知識が得られるプロジェクト特設サイトも開設中。
特設サイトでは、「#あなたの備えがみんなの備えに」キャンペーンの参加方法や参加者の投稿を見ることが出来る他、避難時に必要な防災グッズや安否確認方法、日本赤十字社の防災・減災に関する活動などを掲載しており、自分に足りない備えがないかチェックすることができる。