日本航空（以下、JAL）とCBcloudは、2020年12月に手荷物当日配送サービスの実証実験を実施したが、航空貨物分野でも協業を深化させ、2021年3月1日より、国内14空港と陸路をつなぐ、空陸一貫の貨物配送サービスの提供を共同で開始したと発表した。

同サービスは、CBcloudの荷主とドライバーを即時につなぐ「PickGo for Business」の一機能として法人を対象に提供するという。

JALは、今回のCBcloudとの連携を通して、新たなマーケットの開拓と、マッチング機会の拡充により、荷主の利便性向上を実現するとしている。

また、CBcloudは、25,000名の軽貨物ドライバーが登録する国内最大級の配送マッチングサービスである「PickGo for Business」と、JALの国内線ネットワークを活用し、顧客のニーズにより柔軟に対応出来る環境を整え、空陸一貫輸送のサービスレベル向上を図っていく方針を示している。

同配送サービスの特徴は、以下の通り。

・オンラインでの24時間申込み
「PickGo for Business」の専用サイトより、概算見積りから空陸一貫輸送の手配までオンラインでいつでも実施可能。

・日本全国へ、最速で当日配送が可能
幅広い配送網をもつ配送マッチングサービス 「PickGo for Business」と、日本各地へ就航しているJAL便の組み合わせにより、最速で当日中の配送を実現。