ソフトバンクグループとソフトバンク、ならびにヤフーの3社が共同出資するPayPayは、「マイナポイント事業」の決済事業者の登録受付が2021年9月30日まで延長されたことを受け、「PayPay」への登録期間も2021年9月30日まで延長すると発表した。
なお、「PayPay」への登録には、2021年3月31日までにマイナンバーカードの申請が必要であるという。
「マイナポイント事業」は、総務省が2020年9月1日から2021年3月31日までの7か月間、マイナポイントの活用により消費の活性化を図ると同時に、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的に実施している。
マイナンバーカードを取得し所定の手続きを完了した国民に対し、当該キャッシュレス決済サービスで利用可能なポイントなどを付与。
今回総務省では、実施期間の終了を2021年3月31日から9月30日まで延長し、登録者数目標を従来の4,000万人から5,000万人に拡大することを発表。
PayPayは、「PayPay」への登録受付期間を延長することで、すでに200万件を突破している登録者数のさらなる拡大を見込んでおり、今後も総務省と連携をとりながら、マイナンバーカードおよびキャッシュレス決済の普及に努めていくとのことだ。
なお、「マイナポイント事業」の申込登録をした上で「マイナポイント事業」の期間中にチャージするとPayPayマネーライトとしてPayPay残高にチャージされる。
チャージされた金額に対して、PayPayボーナスが即時付与され、「マイナポイント事業」に「PayPay」を登録した場合のPayPayボーナスの付与条件は今までと変わらず、PayPay残高へのチャージ金額、もしくは「PayPay」で支払った金額の25%分であるとのことだ(付与上限:5,000円相当/期間)。
「マイナポイント事業」における「PayPay」の申込登録は、登録からチャージ後のPayPayボーナス付与までが最短1分で完了。
自身での申込登録が難しいユーザーに対しては、ソフトバンクショップ、ワイモバイルショップでの設定サポートや「PayPay」の専用カスタマーセンターでの24時間体制での電話サポートも行っているとのことだ。
PayPayでは、2021年3月1日から3月28日まで全国のPayPay加盟店とオンラインショップでお得に買い物を楽しむことができる大規模キャンペーン「超PayPay祭(ちょうペイペイまつり)」を実施。
PayPayは今後も、ユーザーはもちろん、あらゆる小売店やサービス事業者にスマートフォン決済の利便性を提供し、日本全国どこでも安心してキャッシュレスで買い物ができる世界の実現を目指すとしている。
さらに、「PayPay」を「決済アプリ」から、ユーザーの生活をもっと豊かで便利にする「スーパーアプリ」へと進化させて、「いつでも、どこでもPayPayで」という世界観を醸成していくとのことだ。