スポーツクラブ相模原と、ディー・エヌ・エー（以下、DeNA）は、スポーツクラブ相模原が運営するJ2クラブ「SC相模原」のさらなる成長を目指し、DeNAの経営参画を決定したと発表した。

DeNAは2021年4月にスポーツクラブ相模原の株式19％の取得とトップスポンサーとしての協賛を開始する予定とのことだ。

なお、「SC相模原」の新たな株主発生について、2021年2月25日に開催された日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）の理事会で承認を得たとのことだ。

「SC相模原」は、2008年に元Jリーガーの望月重良氏が神奈川県社会人リーグ3部のクラブとして創設後、わずか6年でJ3リーグへ昇格し、さらに今年J2リーグへの昇格を果たしたプロサッカークラブ。

DeNAは、ゲームやエンターテインメント、ヘルスケアやオートモーティブといった様々な領域のサービスを提供してきたIT企業で、2011年12月のプロ野球参入を皮切りに、長距離陸上、プロバスケットボールなどスポーツ事業の取り組みを広げ、チーム運営のみならずスタジアムや街づくりへの発展に努めてきた。

両社は今後、DeNAが「横浜DeNAベイスターズ」や「川崎ブレイブサンダース」を通じて培ってきたプロスポーツマネージメントのノウハウを生かし、「SC相模原」のチームやビジネス力の強化、試合観戦を中心としたエンターテインメント性の向上、ホームタウンを中心とした地域への貢献拡大を目指すとのことだ。