ALSOKは、Amazonが2月25日から導入を開始する、マンションでの宅配商品の受け取りの煩わしさを解消するためのシステムである「Key for Business」の展開を支援すると発表した。

米国などで先行導入している「Key for Business」は、Amazonから委託を受けた配送業者や配送ドライバーが専用の配送アプリからマンションのオートロックを解除できる仕組みで、不在でも玄関等への置き配が可能になるという。

Amazonは、注文時の配送オプションである「玄関等への置き配指定サービス」を、30都道府県でAmazonが発送する対象商品において標準の配送方法としている。

これまでオートロック付きのマンションでは、不在の場合、配送ドライバーはマンションに立ち入ることができず、玄関等への置き配ができなかった。

また宅配ボックスが満杯のために受け取れない、商品を宅配ボックスからお部屋まで運ばなければならない、といった不便さがあった。

「Key for Business」はこれらの課題の解決方法の一つであり、お客様にはより便利に商品を受け取ることができるという。

オートロック付きマンションでの「Key for Business」の導入により、玄関等までの置き配が可能となり、在宅勤務中など在宅していても手が離せないときをはじめ、インターホンや玄関での応対が不要になるとのことだ。

また、再配達の減少により、配送ドライバーの負担軽減や、二酸化炭素等の排出削減による環境負荷の軽減にも役立つと期待しているという。

このサービスは、買い物後に発送される発送通知メールに「発送業者: Amazon」と表示されている場合に利用でき、Amazonフレッシュでの注文商品は対象外とのことだ。